もうすぐ閉幕
「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」(東京国立博物館)
「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに、根源的な生の光景を出現させてきたアーティスト・内藤礼。その個展「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」が、上野の東京国立博物館で9月23日まで開催されている。レポート記事はこちら。内藤礼のインタビューはこちら。
本展は、平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジの3ヶ所が会場となり、それらをぐるりと回るように鑑賞する形式がとられている。東博の建築・所蔵品と対話するように制作された作品、構成となっており、ここだけでしか体験することができない展示だ。なお本展は銀座メゾンエルメス フォーラムにおいて開催中の同名展覧会(〜25年1月13日)ともつながっているため、東博会期中に2会場を巡ってほしい。
会期:2024年6月25日〜9月23日
会場:東京国立博物館 平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジ
住所:東京都台東区上野公園13-9
電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:9:30〜17:30 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月
料金:一般 1500円 / 大学生 1000円 / 高校生以下無料
「CLAMP展」(国立新美術館)
国内外で絶大な人気を誇る女性4人の創作集団・CLAMP(いがらし寒月、大川七瀬、猫井、もこな)。その史上最大の原画展が国立新美術館で9月23日に閉幕する。レポート記事はこちら。
本展は、CLAMPの活動35周年を記念し、少年マンガ、少女マンガ、青年マンガと幅広いジャンルにおいて多様な作品を世に送り出してきたその活動の軌跡をたどるものだ。会場は「C」「L」「A」「M」「P」といった頭文字をベースに、「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」「IMAGINATION」「DREAM」の7テーマから構成。1989年のデビュー作から最新作までの23作品を網羅したカラーイラストのほか、マンガ本編の原稿が約800点というボリュームで一堂に会する、史上最大の原画展となっている。
会期:2024年7月3日~9月23日(開幕記念特別観覧日は7月3日〜5日)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~18:00 (金土〜20:00)※入場は閉館の30分前まで
休館日:火
料金:一般 2100円 / 大学生 1400円 / 高校生 1000円
「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」(SOMPO美術館)
19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)の、おもに紙による作品を集めた展覧会「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」が東京・新宿のSOMPO美術館で9月23日まで開催中。レポート記事はこちら。
本展はロートレックの紙作品の個人コレクションとして世界最大級となるギリシャ人コレクター、ベリンダとポールのフィロス夫妻によるフィロス・コレクションによって構成。約240点もの作品が並ぶ大規模展だ。
会期:2024年6月22日~9月23日 ※日時指定推奨
会場:SOMPO美術館
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1
開館時間:10:00~18:00(金〜20:00)※最終入館は閉館30分前まで
休館日:月(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)
料金:一般 1800円 / 大学生 1200円 / 高校生以下無料
「特別展 没後25年記念 東山魁夷と日本の夏」(山種美術館)
山種美術館の特別展「没後25年記念 東山魁夷と日本の夏」が9月23日で閉幕する。レポート記事はこちら。
四季を通じて自然との対話を重ね、様々な風景を描いた東山魁夷(1908〜1999)。海山の自然から古都の町並みにいたるまで、詩情豊かに表された作品は、没後四半世紀を経たいまも人々から愛されている。今回、山種美術館では、所蔵する魁夷の作品を全点公開し、季節感にあふれた風景画を紹介。夏の終わりにいかがだろうか。
会期:2024年7月20日〜9月23日
会場:山種美術館
住所:東京都渋谷区広尾3-12-36
開館時間:10:00〜17:00 ※入館は16:30まで
休館日:月
料金:一般 1400円 / 大学・高校生 500円 / 中学生以下無料 ※きもの・ゆかたで来館で一般200円引き