日本にデザインミュージアムは必要なのか? 経産省主催のカンファレスで議論
国立デザインミュージアムの設立について各所で言及される昨今。実際、日本にデザインミュージアムは必要なのだろうか。その場合、どのような価値創造や懸念点が生じるのだろうか。これらについて考え、意見を交わすカンファレンスが3月17日に東京・六本木の国立新美術館で実施された(本稿は3月18日掲載記事の再編集版です)。
国立デザインミュージアムの設立について各所で言及される昨今。実際、日本にデザインミュージアムは必要なのだろうか。その場合、どのような価値創造や懸念点が生じるのだろうか。これらについて考え、意見を交わすカンファレンスが3月17日に東京・六本木の国立新美術館で実施された(本稿は3月18日掲載記事の再編集版です)。
東京・渋谷のbiscuit galleryが、長野・軽井沢に新たなスペース「biscuit gallery karuizawa」を開設。こけら落としは城蛍の個展「⾷卓にて孕む」だ。
東京・京橋のアーティゾン美術館で3つの新展示「ジャム・セッション 山口晃」「創造の現場 ー映画と写真による芸術家の記録」「読書する女性たち」が9月9日〜11月19日の会期で開催される。
町田市立国際版画美術館で、同館のコレクションから西洋版画を中心に、旅や移動に関わる16~20世紀の作品を展示する「版画家たちの世界旅行―古代エジプトから近未来都市まで」が開催される。
旧ソ連のドニプロペトロウシク(現ウクライナ)出身のアーティスト、イリヤ・カバコフが5月27日に死去した。89歳だった。
練馬区立美術館で、植物がいかに作家を触発してきたかを、洋画、日本画、ガラス絵、版画、彫刻、和本、植物標本といった様々なジャンルの作品を展示することで探る展覧会「植物と歩く」が開催される。会期は7月2日〜8月25日。
姫路市立美術館の庭園で中谷芙二子の「霧の彫刻」が公開されている。3年にわたるプロジェクトの2年目として展示されている本作についてレポートする。
18世紀から19世紀のイギリスで、新古典主義を代表する建築家として活躍したジョン・ソーン卿。彼はまた、膨大な数の美術工芸品や絵画を集めたコレクターとしても知られている。その名を冠したサー・ジョン・ソーン博物館は、それらの貴重な品々をソーン卿自らが設計した元自宅兼仕事場内に文字通り所狭しと並べた興味深い場所だ。そしていま、当時弟子たちの作業場としてつくられたドローイング・オフィスと呼ばれるスペースが、同博物館の200年近い歴史で初めて一般公開されている。
「六本木アートナイト2023」が5月27日、28日の2日間にわたり、4年ぶりのオールナイトで開催。メインプログラム・アーティストに栗林隆+Cinema Caravan、鴻池朋子を迎え開催される本イベントでは、約45組のアーティストによる約70のプログラムが六本木の街に展開される(本稿は5月26日掲載記事の再編集版です)。
新型コロナウイルスの影響で経営難に陥り、これまでの活動を次世代につなぐことを目的に、静岡県への無償譲渡を含めた支援の可能性を探る休館中のヴァンジ彫刻庭園美術館。同館でその活動を未来につなぐための特別企画が開催中だ。
国立民族学博物館で開催されている、ラテンアメリカの民衆のなかで育まれた「民衆芸術」を紹介する特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」。ラテンアメリカの多様性を伝える本展の意義を探る。
北京のユーレンス現代美術センター(UCCA)で、アンリ・マティスの中国における過去最大規模の個展「Matisse by Matisse」が今年7月より開催される。フランスのマティス美術館のコレクションから280点以上の作品が展示される予定だ。
東京・南青山に新たな文化発信基地として「IDÉALビル(イデアルビル)」が5月27日にオープン。建築設計には中村拓志&NAP建築設計事務所が、館内アートワークは挾土秀平とコシノジュンコが担当する。
今週から来週前半にかけて開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
2019年のリニューアル創刊以来、「いいものをつくる、とは何か?」を全体テーマに「価値」「著作」「流通」「虚実」「文化」と5つの特集号を刊行してきた雑誌『広告』が、展覧会とトークイベントを開催する。会期は6月9日~18日。
平安時代からはじまり江⼾時代の⽊版画技術の発達で全盛期を迎えた⼈間の性的な交わりを描いた「春画」。これを題材にした映画『春画先生』が10月13日にロードショーされる。⽇本映画史上初、無修正の春画を劇場映画で扱うものだ。
特定のスペースを持たず、作品やアーティストに最適な場所で展覧会を企画・運営してきた現代アートギャラリー「Galerie Supermarkt」が東京・神宮前に新たなスペースを6月3日にオープンする。あえて固定のスペースを構えることで、恒常的なコミュニケーションを鑑賞者と交わしていくことを目的のひとつとしている。
日本科学未来館が常設展示を7年ぶりにリニューアルすることを発表した。今年11月22日には、「ロボット」「地球環境」「老い」をテーマに新たな展示が公開される予定だという。
2022年の「Reborn-Art Festival」において、大きな注目を集めたアーティスト・保良雄。その個展が、ワタリウム美術館地下のライトシード・ギャラリーと、ワタリウム美術館前の空き地で開催される。会期は6月16日〜7月25日。
東京・表参道にあるプラダ青山店で、プラダ財団の支援を得て企画された展覧会「DARA BIRNBAUM(ダラ バーンバウム)」が開催される。会期は6月1日〜8月28日。