
「水俣病を伝える」(国立民族学博物館)会場レポート。過去はいかに「伝える」ことができるのか
大阪・吹田の国立民族学博物館で、水俣病を「伝える」人々とその活動を紹介する企画展、みんぱく創設50周年記念企画展「水俣病を伝える」が開催されている。会期は6月18日まで。

大阪・吹田の国立民族学博物館で、水俣病を「伝える」人々とその活動を紹介する企画展、みんぱく創設50周年記念企画展「水俣病を伝える」が開催されている。会期は6月18日まで。

今週末までに開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

神奈川県立近代美術館は、今年3月31日付で退任した水沢勉館長の後任として、4月1日付で長門佐季氏(前企画課長)が新館長に就任したと発表した。

ポーラ ミュージアム アネックスで久保寛子の展覧会「鉄骨のゴッデス」が開催される。会期は4月26日〜6月9日。

鮮やかな色彩の花鳥画を数多く残した日本画家、石崎光瑤(いしざき・こうよう)の画業を紹介する特別展「生誕140年記念 石崎光瑤」が京都文化博物館で開催される。会期は9月14日〜11月10日。

アジア最大のビジュアル・カルチャー美術館であるM+(香港)で現在、靉嘔の香港初個展「Ay-O:Hong Hong Hong」が開催中だ。

今年3月11日に逝去したスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンを追悼する展覧会「私のリサ・ラーソン / 追悼 リサ・ラーソン」が、ギャラリー「のこぎり」で開催される。会期は4月12日〜6月2日。

三菱一号館美術館は、25歳で世を去った画家オーブリー・ビアズリーの回顧展を開催する。会期は2025年2月15日~5月11日。

2年に1度開催される、シャネル文化基金の主催による国際的な芸術文化賞「シャネル ネクスト プライズ」。その第2回目の受賞者が発表された。

国立新美術館で「CLAMP展」が7月3日~9月23日の会期で開催される。展覧会の第2弾キービジュアルが発表されたほか、開幕記念限定チケットも予約受付中だ。

2022年の第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展への参加を辞退したロシアは、2回連続で同ビエンナーレに不参加。同国パビリオンの使用をボリビアに譲ることが伝えられた。

太田記念美術館で月岡芳年の代表作「月百姿」を全100点紹介する「月岡芳年 月百姿」が開幕した。会期は5月26日まで。

キヤノンマーケティングジャパンと博報堂の2社共同によるオンラインアート鑑賞プロジェクト「ZOOOOOM ART MUSEUM」。4月5日、同サービスがYouTubeにて無料公開される。

富岡鉄斎(1836〜1924)の足跡を展示換えを挟んで約350点の作品や所蔵品で回顧する展覧会「没後100年 富岡鉄斎」が京都国立近代美術館で開幕した。会期は5月26日まで。

絵筆を使わず手に直接絵の具をつけ、段ボールやキャンバスに描くスタイルで知られるアーティスト、ロッカクアヤコ。その個展「ALL RIGHT BITE」が、東京・神宮前のGALLERY TARGETで開催される。会期は4月5日〜27日。

一貫して時代や人種、性別を超えた様々な「他者」に自らが成り代わる「自画像的作品」の発表を行う森村泰昌。その最新個展「森村泰昌 楽しい五重人格」がシュウゴアーツで開催される。会期は4月19日〜6月1日。

福岡県にある田川市美術館は、4月1日付で新館長に工藤健志氏が就任したことを発表した。

2025年に開館予定の鳥取県立美術館の新館長に、尾﨑信一郎氏が就任した。

4月1日付で茨城県近代美術館の新館長に荒屋鋪透氏が就任した。

4月1日付で、長野県立美術館の新館長に笠原美智子氏が就任した。