
ゲルハルト・リヒター展に約110点が集結。注目すべき6つのシリーズ
ドイツ生まれの現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター。その日本では16年ぶり、東京では初となる大規模個展が、東京国立近代美術館で今夏開催される。会期は6月7日〜10月2日。

ドイツ生まれの現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター。その日本では16年ぶり、東京では初となる大規模個展が、東京国立近代美術館で今夏開催される。会期は6月7日〜10月2日。

ファッションブランド「me ISSEY MIYAKE(ミー イッセイ ミヤケ)」とアーティスト・横尾美美との協業により、新たなシリーズ「KISSING」が4月15日より発売される。「me ISSEY MIYAKE」との協業を通して感じられた変化や作品制作について横尾美美にインタビューを行った。

ファッションブランドとのコラボレーションで注目が高まっているスペイン人のアーティスト、ココ・カピタン。その日本初個展「NAÏVY: in fifty (definitive) photographs」が渋谷にあるPARCO MUSEUM TOKYOで開幕した。本展の見どころをアーティストの言葉とともに紹介する。

現代アート界でもっとも重要な賞のひとつ、ターナー賞が2022年度ファイナリストを発表した。今年度は、ヘザー・フィリップソン、イングリッド・ポラード、ヴェロニカ・ライアン、シン・ワイ・キンの4名がノミネートされている。

今週開幕/閉幕する全国の展覧会のなかから、とくに注目したい4つをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

著名人に扮したセルフポートレート作品で知られる現代美術家・森村泰昌。その大規模個展「森村泰昌:ワタシの迷宮劇場」が京都市京セラ美術館の新館 東山キューブで開催されている。その概要をレポートでお伝えしたい。

第48回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2022年4月号の「BOOK」2冊目は、批評家でキュレーターのニコラ・ブリオーが「流れ」をキーワードに新たな時代のアートを論じる『ラディカント グローバリゼーションの美学に向けて』を取り上げる。

東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が2018年より実施する「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)」。中堅アーティストを対象に、受賞から複数年にわたる継続的支援によってさらなる飛躍を促すこの賞の第2回を受賞した藤井光と山城知佳子の受賞記念展が、東京都現代美術館で開催されている。

ダムタイプ初期メンバーのひとりで、長年ジェンダーや個人・社会の境界などをテーマに作品を発表してきたブブ・ド・ラ・マドレーヌ。その最新の個展「人魚の領土―旗と内臓」が、東京・六本木のオオタファインアーツで開催中だ。

1981年に大阪芸術大学に設置された「実験ドーム」。本ドームがサウンドアーティスト・evalaの総合ディレクションにより、空間音響を学べる施設としてリニューアルされた。

イギリスを代表する現代アーティストとして国際的に活動しているアニッシュ・カプーア。その近年の芸術的実践の成果を紹介する展覧会「Anish Kapoor: Selected works 2015-2022」が東京・六本木のSCAI PIRAMIDEで予定されている。会期は5月7日〜7月9日。

インテリア・アートや心霊写真、架空の風景などを題材に、人間とイメージの関係性について問い直す活動を行う原田裕規。京都芸術センターでの新作・近作の映像作品3シリーズを発表した個展に合わせて、制作から執筆までに及ぶ活動の根底にある考え方を聞いた。

第47回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2022年4月号の「BOOK」1冊目は、哲学者・美学者の星野太による2010〜19年の論考を、「崇高」「関係」「生命」をテーマにまとめた『美学のプラクティス』を取り上げる。

俳優でダンサーの森山未來ら有志がコレクティブ「HAAYMM」(ハイム)を結成。神戸で「Artist in Residence KOBE」の運営をスタートさせる。

Tシャツをキャンバスとしてとらえ、自由な発想でグラフィックやメッセージなどを表現するデザインコンペティション「UT GRAND PRIX 2022(UTグランプリ)」。その受賞者が発表された。

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。山下裕二が日本美術史における「商業美術」の系譜を提示する1冊から、大正〜昭和に活動した美術史家・矢代幸雄の交友関係を通じて当時の美術界の状況を描き出す書まで、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

第4回
2009年に始まり、11回目を迎えた「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」。地域の公立美術館で現代のアーティストを取り上げる目的と意義とともに、参加した5人の作家について担当キュレーターが紹介する。

黒川紀章建築の名作として知られる銀座の「中銀カプセルタワービル」。その解体工事が4月12日から始まった。

これまで東京・青山のスパイラルガーデンで3回開催し、桶田俊二・聖子夫妻のコレクションを紹介する展覧会「OKETA COLLECTION」。その4回目の見どころを紹介する。

第1回
2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国とも言えるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアからの通信をお届けする新連載。