
水戸芸術館現代美術ギャラリーが、アートを手がかりにケアを「つながり」へとひらく
水戸芸術館現代美術ギャラリーで、「ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術」が開催される。本展は、ケアの問題から他者、社会への思考を促すもの。会期は2023年2月18日〜5月7日。

水戸芸術館現代美術ギャラリーで、「ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術」が開催される。本展は、ケアの問題から他者、社会への思考を促すもの。会期は2023年2月18日〜5月7日。

数多く開催された2022年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は文化研究者で好評連載中「10ヶ月で学ぶ現代アート」の筆者でもある山本浩貴のテキストをお届けする。

アートファンにおすすめしたい、アートをテーマにしたミステリー小説10作品をまとめてお届けする。

第5回
文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第5回は、同じ意味を持つと思われる「コンテンポラリー・アート」と「現代美術」の違いを解説する。

スイスで生まれ、主にパリで活動したフェリックス・ヴァロットン。19世紀ヨーロッパの「木版画ブーム」のなかで白と黒のコントラストを巧みに操り、風刺とユーモアに富んだ作品を次々と生み出したこのアーティストの画業をたどる。

岡山県立美術館が驚きの企画を開催する。美術館学芸員によるラップバトルトーナメントだ。

第9回
2022年2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。11月、国境を越えてイスタンブールへ。

ベルリンを拠点とする非営利の芸術財団「LAS(LIGHT ART SPACE)」。ベルグハインやクラフトワーク・ベルリンといった巨大施設でテクノロジーや環境についての問いを提示する展覧会を開催してきたLASのディレクター、ベッティーナ・ケームズに財団のコンセプトや視点を聞いた。

Amazon Prime VideoとNetflixで見ることができる、アートをテーマとした映像作品をピックアップしてお届けする。

第7回
経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態を上海在住のキュレーター・金澤韻が案内。第7回は、2021年に開館した「上海浦東美術館(MAP)」をお届けする。

多摩美術大学の全学科が実施する卒業制作・大学院修了制作展が2023年1月と3月に開催される。会期中は各学科の学部卒業生および大学院修了生の作品が八王子キャンパス内で展示される。

世界3大オークションハウスのひとつとして知られるフィリップスが、2022年の総売上高を発表。13億ドル(約1724億円)という同社史上最高の数字となった。

今週開幕した展覧会、また今年中に閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい

第3回
2学部12学科を擁する武蔵野美術大学(ムサビ)は、これまでに数々の作家やクリエイターを世に送り出してきた。世に出たつくり手たちがこの大学で何を学び、どんな経験をしたのか。第3回はマンガ家・るぅ1mmに自身のムサビ時代の思い出やデビューのきっかけとなった卒業制作などの経験を、マンガで描きおろしてもらうとともにインタビューに答えてもらった。(PR)

美術館やギャラリーなどと連携したTikTok公式アカウントの開設から展覧会のTikTok LIVE配信まで、文化芸術を支援する取り組みを続けるエンターテイメントプラットフォーム「TikTok」。現在は、伝統芸能の普及活動支援の一環として公益社団法人能楽協会と連携し、「能楽」の魅力を発信するプロジェクトを進めている。囃子方で人間国宝の小鼓奏者・大倉源次郎と、TikTok Japanの公共政策マネージャー・金子陽子にその意義や可能性について話を聞いた。

杉本博司監修の特別展 春日若宮式年造替奉祝「杉本博司ー春日神霊の御生(みあれ) 御蓋山そして江之浦」が春日大社国宝殿にて開催される。春日信仰・春日若宮信仰の名品に加え、春日をテーマとした杉本の新作も並ぶその様子をお届けする。

第5回
『地域アート 美学/制度/日本』などの著書で知られる批評家・藤田直哉が青森県内にある5つの美術館・アート施設を巡る5回連載。最終回は、青森県を象徴する美術館である青森県立美術館を訪れる。

2023年4月に開業する「東急歌舞伎町タワー」 が、新宿・歌舞伎町の歴史を紡ぐアートプロジェクトの実施およびその参加作家・展示作品を発表した。アートを通して街の記憶に触れる空間を実現する同プロジェクトの概要をお伝えする。

東京・京橋のアーティゾン美術館で、「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」の日本館展示だったダムタイプの新作《2022》が《2022: remap》として再構築される。

第6回
ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで展開されているアートフェア「フリーズ」が、今年9月に韓国・ソウルで初めて開催した「フリーズ・ソウル」。4日間の会期にわたり7万人以上の来場者が集まり、好調なセールスも報告された。今年のフェアの振り返りや今後の展開などについて、フリーズ・ソウルのディレクターであるパトリック・リーにメールインタビューを行った。