制作を媒介に神話的世界へ。 上妻世海インタビュー(後編)

2014年から15年にかけて、「wave internet image browsing」展、「世界制作のプロトタイプ」展などのキュレーションで注目を集めた上妻世海による最新企画「Malformed Objects:無数の異なる身体のためのブリコラージュ」展。キュレーターと11名のアーティストとの「対話」によって組み立てられた本展では、そこを訪れる来場者に対しても、「指示書」というかたちでキュレーターからの「対話」が試みられた。はたして、その狙いはいかなるものなのか。後編では、上妻自身の来歴を経由しながら、「展覧会」「キュレーション」に対する考えを聞く。

INTERVIEW

【ギャラリストの新世代】 un petit Garage 山口裕美

「小さなガレージ」を意味するun petit Garage。駐車場スペースを改装したこのギャラリーは、代表を務める山口裕美と作家による実験の場でもある。これまでの活動とギャラリー設立のきっかけ、展望について話を聞いた。

INTERVIEW

「トランプ後」のアートマーケットの動向は? 「アーモリー・ウィーク2017」レポート

世界最大規模のアートフェア「アーモリー・ショー」。毎年3月上旬のフェアの週は「アーモリー・ウィーク」と呼ばれ、10近くのアートフェアやイベントがニューヨークで同時開催される。トランプ政権樹立後初めての大型アートイベントとなった「アーモリー・ウィーク2017」から見えてくるアートマーケットの動向とは? 現地からレポートをお届けします。

INSIGHT

ミクロとマクロに広がるペン画の宇宙。池田学の大規模個展が金沢21世紀美術館で開幕!

緻密な線で壮大な世界を描き出す画家、池田学。金沢21世紀美術館にて、4月8日から7月9日まで、大規模個展「池田学展 The Pen −凝縮の宇宙−」が開催される。代表作が一堂に会し、画業の全貌が紹介される本展。池田のコメントとともに、内覧会のレポートをお届けする。

NEWS / HEADLINE

ガレは日本美術のどこに惹かれたのか? 「ガレのジャポニスム展」で探る、その熱いまなざしの根源

19世紀末にヨーロッパに花開いた装飾様式「アール・ヌーヴォー」。その立役者の一人であるエミール・ガレと、ガレが日本の美術に影響を受けた痕跡をたどる展覧会「ガレのジャポニスム展」が、2018年3月31日まで長野県の北澤美術館で開催されている。

NEWS / PROMOTION

新宿に新たなアートランドマーク? 損保ジャパン日本興亜、2020年に新美術館を開館へ

SOMPOホールディングスの子会社である損害保険ジャパン日本興亜は、東京都新宿区の損保ジャパン日本興亜本社ビル敷地内地上部に新美術館を建設する計画を明らかにした。現在、同ビル内にある「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」がリニューアルするかたちとなる。

NEWS / HEADLINE

「足場の悪さ」に挑む2人の画家 梅津庸一と佐藤克久

自らの足場となっている美術の歴史とどう向き合い、自分自身の創作活動を行っていくのか。多くのつくり手が直面してきたこの問題にそれぞれの方法で対峙する2人の画家、梅津庸一と佐藤克久の活動について、愛知県美術館学芸員の中村史子が分析する。

INSIGHT

制作を媒介に神話的世界へ。 上妻世海インタビュー(前編)

2014年から15年にかけて、「wave internet image browsing」展、「世界制作のプロトタイプ」展などのキュレーションで注目を集めた上妻世海による最新企画「Malformed Objects:無数の異なる身体のためのブリコラージュ」展。キュレーターと11名のアーティストとの「対話」によって組み立てられた本展では、そこを訪れる来場者に対しても、「指示書」というかたちでキュレーターからの「対話」が試みられた。はたして、その狙いはいかなるものなのか。前編では、その開催経緯や内容について迫る。

INTERVIEW

ユニクロがMoMAとのスポンサー契約を更新。入館料無料の支援とアート作品モチーフの商品拡充へ

ユニクロは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)との複数年スポンサー契約を更新すると発表。「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」と、MoMA所蔵作品をデザインモチーフにした商品の企画・販売を含むMoMAとのパートナーシップを継続することを明らかにした。

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