「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」(アーティゾン美術館)開催中。担当学芸員が語るその魅力とは

東京・京橋のアーティゾン美術館で展覧会「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」が6月1日まで開催されている。20世紀前半を代表するアーティストカップルであるゾフィー・トイバー=アルプ(1889~1943)とジャン・アルプ(1886~1966)。その個々の創造と協働の軌跡を紹介する本展を担当した同館学芸員の島本英明に、2人の作品の魅力や関係性を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

国立アートリサーチセンターがガイドブック『文化的処方のはじめの一歩』を公開。「文化的処方」の実践をサポート

国立アートリサーチセンターがガイドブック『文化的処方のはじめの一歩』を公開。アートやケアに関心のある人々に向けて、「文化的処方」の定義や日本における5つの実践事例を、分かりやすく参考にできるかたちで紹介するものとなっている。

NEWS / HEADLINE

第83回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:偉大なるアマチュアリズム

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第83回は、再生紙を使ったクラフトバンドを加工して作品をつくり続ける「六空(ろっくう)工房」の川原千明さん、「裂き織り 織り工房楽」の山田清春さん・山田真知子さん夫妻に迫る。

宮本華子インタビュー。「相容れない他者」と向きあうために作品をつくり続ける

「VOCA展2025」の大賞を受賞した、アーティストの宮本華子。「家」や「家族」「他者」とのコミュニケーションをテーマに作品を制作を行い、今回《在る家の日常》が受賞作品となった。制作活動に加えて熊本でのレジデンスの運営も行う宮本が目指すものとは何か。この作品の制作経緯を通じて、話を聞いた。

INTERVIEW

「時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー」(国立歴史民俗博物館)開幕レポート。表現規制をかい潜り庶民が求めた絵の魅力

千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で、江戸末期から明治初期までの錦絵を紹介し、その歴史資料的な側面に光を当てる企画展示「時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー」が開幕した。会期は5月6日まで。会場の展示をレポートする。

NEWS / REPORT