
ミウッチャ・プラダがプラダ財団ディレクターに正式就任
1993年にミウッチャ・プラダとパトリツィオ・ベルテッリが創設した文化団体であるプラダ財団。そのディレクターとしてミウッチャ・プラダが正式就任したことが発表された。

1993年にミウッチャ・プラダとパトリツィオ・ベルテッリが創設した文化団体であるプラダ財団。そのディレクターとしてミウッチャ・プラダが正式就任したことが発表された。

アーティストの報酬に関わるガイドラインの策定を目指す「art for all」が、アーティストの報酬および経費支払いの実態把握を目的に、アーティストを対象とした「アーティストの報酬に関するアンケート」を実施している。期日は11月8日。

沖縄を拠点としながら精力的な制作活動を続ける写真家・石川真生。その初期からの主要な作品、とりわけ2014年から取り組んでいる「大琉球写真絵巻」の新作を中心に展示する個展「石川真生 ー私に何ができるかー」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は10月13日〜12月24日。

“現代美術”を東京都杉並区の高井戸で体験できる新たなプロジェクト「高井戸芸術祭2023」が京王井の頭線高井戸駅周辺で開催される。会期は10月1日〜14日。

10月6日~9日に開催が予定されている2回目の「MEET YOUR ART FESTIVAL」が、アートコンテンツの見どころを発表した。アート・エキシビジョンや2つのアートフェア、ライヴ・パフォーマンスなど、多彩なイベントが東京・天王洲運河エリア一帯にある6つの会場で同時に行われる。

2020年に伊勢丹新宿店本館のイセタン ザ・スペースでプレゼンテーション「トム・サックス:店舗体験」を行ったトム・サックス。その2回目が同スペースで開幕。トム・サックス本人も来日した。

東京・六本木の国立新美術館で、20世紀後半のファッションを牽引したデザイナー、イヴ・サンローランの40年にわたるクリエイションの歴史を、ルック110体とアクセサリー、ドローイング、写真など262点を組み合わせて明らかにする展覧会「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が開幕。会期は12月11日まで。

東京・八重洲の新たなアートセンター「BUG」で、こけら落としとなる雨宮庸介の個展「雨宮宮雨と以(あめみやきゅうとい)」がスタートした。会期は10月30日まで。

9月22日~24日の3日間、マリンメッセ福岡 B館を舞台に行われる「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」。このフェアでは豪華登壇者によるトークイベントやキュレーションブースにも注目だ。

東京都美術館で開催されている「永遠の都ローマ展」。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が、東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」を10月2日に総合オープン。アーティストや芸術文化の担い手を総合的にサポートするため「相談窓口」「情報提供」「スクール」の3つの機能を用意する。

30代後半から40代の中堅世代の作家らを中心に25名をノミネートし、その新作および近作を展示する「陶芸の進行形」展が菊池寛実記念 智美術館で開催される。会期は9月30日〜11月26日。

青森・十和田の十和田市現代美術館のサテライト会場「space」とほか3会場で、アーティスト・三野新の個展「外が静かになるまで」が開催中。三沢市でのリサーチをもとに書き下ろした戯曲を展開。会期は12月17日まで。

大阪・吹田の国立民族学博物館で開催されている、多神教で知られるヒンドゥーの神々の姿を表した様々な神像を紹介する特別展「交感する神と人―ヒンドゥー神像の世界」。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

神戸にある横尾忠則現代美術館で、「横尾忠則の不思議の国」が始まった。本展は、横尾作品の「不思議」な部分に焦点をあて、現実の延長にあるもうひとつの世界をルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』になぞらえて紹介するものだ。会期は12月24日まで。

第7回
2024年春、東京都心に日本初となるギャラリースペースをオープンすることを予定しているメガギャラリー「ペース」。2年以上の熟考を経て、ついに日本への進出を決定した同ギャラリーのCEOであるマーク・グリムシャーにこのスペースや日本のアートマーケットの将来などについて話を聞いた。

日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣。その過去最大規模の個展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が同センター内・島根県立石見美術館でスタートした。会期は12月4日まで。

2020年に北陸3県を舞台に始動した芸術祭「GO FOR KOGEI」。先の2回に比べ、現代アートに向かってかなり大きく舵を切った印象の第3回をレポートする。

京都の最南部、南山城(みなみやましろ)の古刹に伝わる仏像が一堂に会している、東京国立博物館の特別展「京都・南山城の仏像」。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

第68回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第68回は、日常で使い捨てられた廃材や廃品を組み合わせ、作品制作を続ける吉田楓馬さんに迫る。