大阪市内で開催中の芸術祭「Study:大阪関西国際芸術祭」が、能登半島地震のためにチケット代の利益全額を寄付すると発表した。
同芸術祭は、2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)と同時開催を計画している「大阪関西国際芸術祭」の「スタディ」として開催されてきたもので、第3回が1月末まで開催されている。同芸術祭のうち、メインプログラムである「STREET 3.0:ストリートはどこにあるのか」および「STREET 3.0:道を外した書」について、来場チケット代金の利益全額を、能登半島地震の支援のために寄付するという。
これらのプログラムは、ストリートとアートの関係を再考し、危機の時代におけるストリートを模索するもの。会場は7つのテーマで構成されており、「GRAFFITI IN OSAKA」など様々な切り口のキュレーションが見られる。
なお寄付先は関係各所と相談をし、今後決定するという。