コム デ ギャルソンが衣装を担当。ウィーン国立歌劇場150周年記念公演オペラ『オルランド』が12月世界初演へ

コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)が、今年12月にウィーン国立歌劇場で上演される150周年記念公演オペラ『オルランド』で舞台衣装を手がけることがわかった。川久保玲を含め、作曲、演出などもすべて女性が指揮を執る、オペラの世界では珍しい試みとなる。

NEWS / HEADLINE

ポーラ美術館、中学生以下は入館無料に。美術と自然を楽しむ「夏のこどもウィーク」も開催

神奈川・箱根のポーラ美術館が、8月10日からスタートする展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」にあわせ、中学生以下の入館料を700円から無料へ変更することを発表。また8月19日〜25日には「夏のこどもウィーク」と題して様々なイベントも行われる。

NEWS / HEADLINE

『センチメンタルな旅』のアナグラム。伊丹豪展「ENTAILMENTS JOURNEY」がアニエスベー ギャラリー ブティックで開催中

国内外で活躍する写真家・伊丹豪の個展「ENTAILMENTS JOURNEY」が、東京・南青山のアニエスベー ギャラリー ブティックで開催されている。展覧会タイトルは1971年に出版された荒木経惟の写真集『センチメンタルな旅』のアナグラムであり、本展を通して伊丹は、当時の荒木の「私写真家」宣言がもたらした国内の写真の流れなどを含めて現代社会や撮影行為そのものを問い、「私」についての考察を深めるもの。会期は7月21日まで。

NEWS / EXHIBITION

全14話、約15時間におよぶファスビンダーの集大成。『ベルリン・アレクサンダー広場』の国内最終上映が決定

ニュー・ジャーマン・シネマの旗手、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが監督を務めた全14話・14時間58分におよぶテレビ映画『ベルリン・アレクサンダー広場』。本作の国内上映権が終了することを受け、アップリンク吉祥寺が日本最終上映を行う。上映期間は7月13日〜26日。

NEWS / HEADLINE

菅木志雄の新作展「測られた区体」が小山登美夫ギャラリーで開催。ものと人における思考のエネルギー、その流動性を問う

「もの派」の主要メンバーとして活動し、以降50年以上にわたって一貫した思考で制作活動を続けてきた菅木志雄の個展「測られた区体」が、東京・六本木の小山登美夫ギャラリーで開催。本展で菅は、平面と立体のあいだに新たな構造をつくり出す最新作を発表している。会期は6月22日〜7月20日。

NEWS / EXHIBITION

自由な建築の可能性を探る。石上純也の中国初個展「FREEING ARCHITECTURE」が上海当代芸術博物館で開催へ

第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞し、2019年の「サーペンタイン・パビリオン」のデザインを手がけた日本人の建築家・石上純也。その中国初個展「石上純也―FREEING ARCHITECTURE」が、7月18日より上海当代芸術博物館で開催される。会期は10月7日まで。

NEWS / EXHIBITION

「想像したはずの共同体」とは? フェイクドキュメンタリーを中心とした丹羽良徳の個展をチェック

丹羽良徳の個展「想像したはずの共同体」が、東京・清澄白河のSatoko Oe Contemporaryで開催される。本展では、2020年に迫る東京オリンピックをめぐるフェイクドキュメンタリーを中心とした作品群を発表。会期は7月24日〜8月9日(前期)、8月25日〜9月6日(後期)。

NEWS / EXHIBITION

ボルタンスキー、「アート」と「アーティスト」のあるべき姿について語る

クリスチャン・ボルタンスキーが、日本では過去最大規模となる回顧展「Lifetime」(国立新美術館)を開催するとともに、映像インスタレーションに特化した個展「アニミタスⅡ」をエスパス ルイ・ヴィトン東京でスタートさせた。本展は、これまで未公開のフォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵作品を東京、ミュンヘン、ヴェネチア、北京にあるエスパス ルイ・ヴィトンで広く一般に向けて公開する「Hors-les-murs (壁を越えて)」プログラムの一環。これら2つの展覧会を中心に、ボルタンスキーにとっての「神話」である「アニミタス」シリーズと、アートそのものに対する思想について、2016年に彼の個展を担当した東京都庭園美術館学芸員・田中雅子が話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

デビュー作から最新作まで。マンガ家・永井豪の画業50年“突破”記念展が、上野の森美術館で開催

『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』など数々の代表作で知られるマンガ家・永井豪。1967年にデビューした永井の画業50年突破を記念する展覧会「画業50年“突破”記念 永井GO展」が、石川県立歴史博物館(7月20日〜8月25日)に巡回の後、上野の森美術館(9月14日〜29日)で開催される。

NEWS / EXHIBITION

スペインの離島「国王の島」に、ハウザー&ワースが新しいアートセンターをオープン

メガギャラリーとして知られているハウザー&ワースが、2020年にスペイン・メノルカ島のマホン港にある「Isla del Rey(国王の島)」にアートセンター「ハウザー&ワース・メノルカ」を開設する。展示スペース、庭園、ギャラリーショップ、レストランなどで構成されるこのセンターでは、コミッションプロジェクトや展覧会、教育プログラムなどが行われる。

NEWS / HEADLINE

世界を見据え、日本を拠点に「一期一会」を描く。画家・井田幸昌インタビュー

2016年CAF賞で名和晃平賞を受賞し、翌年レオナルド・ディカプリオ・ファンデーションオークションに最年少で参加。18年にはForbes JAPANが主催する「30 UNDER 30 JAPAN」に選出されるなど、いまや世界各国にコレクターを有する注目の画家となった、井田幸昌。その個展「Portraits」が、6月25日〜7月7日まで銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUMにて開催される。本展では、これまで井田が取り組んできた油彩に加え、初公開となる立体やシルクスクリーン作品など約30点を展示。井田がテーマとする「一期一会」について、そして制作について、話を聞いた。

INTERVIEW

森村泰昌やMIKIO SAKABEとのコラボレーションにも注目。ヘアメイクアップアーティスト・計良宏文の展覧会が埼玉県立近代美術館で開催

ヘアメイクアップアーティスト・計良宏文を取り上げた展覧会「MAY I START? 計良宏文の越境するヘアメイク」が、埼玉県立近代美術館で開催される。本展ではファッションブランド・MIKIO SAKABEを率いるデザイナー坂部三樹郎と制作したインスタレーションを軸に、広告の仕事から森村泰昌や蜷川実花、文楽人形とのコラボレーションまで、ヘアメイクの可能性に迫る。会期は7月6日〜9月1日。

NEWS / EXHIBITION