山内宏泰インタビュー②:東北の若手支援と美術館のこれから
発生から間もない東日本大震災の被災現場を取材し続け、記録を地域の未来に生かそうと、異例の展示方法を試みたリアス・アーク美術館(宮城・気仙沼)の常設展「東日本大震災の記録と津波の災害史」。同館の山内宏泰学芸員へのインタビューにて、被災現場写真に添えた長文のエピソードや「被災物」ストーリーの創作、そして自然との共存による「減災」について語ってもらった。今回は、リアス・アーク美術館のその他の活動について、また自身の考える学芸員やこれからの美術館のあるべき姿についてお届けする。