
財政難のミュージアムに救いの手? ライセンシング事業の可能性とノウハウ
世界の巨大ミュージアムが相次いで乗り出すライセンシング事業。その成功の鍵はどこにあるのか? ファン・ゴッホ美術館でポケモンとのコラボレーションのきっかけをつくったカイ・バーテリンク氏の協力を得て、ライセンス事業の可能性とその実践ノウハウを深掘りする。

世界の巨大ミュージアムが相次いで乗り出すライセンシング事業。その成功の鍵はどこにあるのか? ファン・ゴッホ美術館でポケモンとのコラボレーションのきっかけをつくったカイ・バーテリンク氏の協力を得て、ライセンス事業の可能性とその実践ノウハウを深掘りする。

日本三名泉の一つである下呂温泉が湧く岐阜県下呂市、萩原町の「南飛騨健康増進センター」一帯で、アートディレクターの北川フラムがディレクターを務めるアートプロジェクト、「清流の国 文化探訪『南飛騨 Art Discovery』」が始まった。会期は11月24日まで。

第79回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第79回は、手づくりのスナック「ジルバ」を運営し続ける城田貞夫さんに迫る。

富山・砺波平野に広がる農村景観「散居村」。ここにある2つのアートな宿泊施設「杜人舎」と「楽土庵」で、民藝と現代美術を楽しむ旅に出かけてみよう。

ソロモン・R・グッゲンハイム財団は、新たなビジュアルアイデンティティを発表し、世界の各都市に展開する美術館を一体化するデザインを披露した。

大学在学中の1950年代後半から60年超にわたってジャンル横断的に旺盛な創作活動を続けてきたアーティスト、田名網敬一。その初となる大回顧展が国立新美術館で開催中だ(~11月11日)。戦争の記憶、そして、戦後のアメリカ文化を一身に浴びるなかで培われてきた田名網の創造性とオリジナリティはどこにあるのか。表象文化論・現代美術史研究の加治屋健司が読み解く。※記事は11月11日まで無料公開となります。

「建築」を切り口にした3年に一度の新たなフェスティバル「ひろしま国際建築祭」が2025年に初開催を迎える。その狙いとは?

NPO法人芸術公社代表理事である相馬千秋が実行者代表者となり、パレスチナで現在も運営されている2つの映画館のうちのひとつ、アルカサバシアターに対する緊急支援のためのクラウドファンディングが実施されている。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

日本橋三井ホールで、デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2024」が12年ぶりに開催される。会期は11月27日〜12月1日の5日間。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で、第1回「MIMOCA EYE / ミモカアイ」大賞を受賞した美術家/陶芸家・西條茜の個展が開催される。陶を用いて身体性を表現する新作やパフォーマンスが展開される。

国際的に活躍するアーティスト・栗林隆。その大規模個展「栗林隆 Roots」が神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。会期は12月14日〜2025年3月2日。

東京・銀座のギャルリーためながで、アーティスト・木村佳代子による個展「VIS VIVA FLORA(ヴィス・ヴィヴァ・フローラ)」が開催される。会期は11月9日~12月8日。

チェコ共和国の首都プラハにあるミュシャ美術館が、同市中心部にあるバロック様式のサヴァリン宮殿に移転。オープンは2025年2月24日を予定している。

現代美術家・大岩オスカールによる著書『はじめてアート』(ケースパブリッシング)はご存知だろうか。1995年に刊行され、昨年に絵本化された本書は、なぜ「アートを知るための本」として重要なのか。作家の活動を振り返りながら、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授の松井茂がその魅力について書く。

森アーツセンターギャラリーで、「ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展」が開催される。会期は2025年4月26日~6月29日。

『シザーハンズ』や『マーズ・アタック!』などのヒット作で知られる映画監督のティム・バートン。2009年にニューヨーク近代美術館から始まり、2014年から展示構成を一新し、10年以上にわたり世界巡回を続けてきた回顧展「ザ・ワールド・オブ・ティム・バートン」が、最後の地であるロンドンのデザイン・ミュージアムで幕を開けた。

11月5日、2024年度グッドデザイン大賞が発表。株式会社ジャクエツによる「障害の有無にかかわらず誰もが遊ぶことができる遊具」を実現したプロジェクト「RESILIENCE PLAYGROUND プロジェクト」 が選ばれた。

ゴッホの家族が受け継いできたコレクションに焦点を当てる展覧会「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」が、2025年から26年にかけて大阪市立美術館、東京都美術館、愛知県美術館で開催される。

2025年3月28日〜30日に開催が予定されているアートフェア「アート・バーゼル香港」が出展ギャラリーのリストを発表した。42の国・地域から242のギャラリーが参加する来年のフェアは、様々なプログラムを新たに実施する。