
文字と絵が紡ぎ出す豊かな世界 「挿絵本」を集めた展覧会
古来より情報伝達に役立てられてきた「挿絵本」の世界を紹介する展覧会が静嘉堂文庫美術館で開催される。会期は4月15日〜5月28日。

古来より情報伝達に役立てられてきた「挿絵本」の世界を紹介する展覧会が静嘉堂文庫美術館で開催される。会期は4月15日〜5月28日。

ミヅマアートギャラリー(東京・市ヶ谷)にて、現代美術家の松蔭浩之による個展「LUST」が開催される。会期は5月9日〜6月10日。

自らの足場となっている美術の歴史とどう向き合い、自分自身の創作活動を行っていくのか。多くのつくり手が直面してきたこの問題にそれぞれの方法で対峙する2人の画家、梅津庸一と佐藤克久の活動について、愛知県美術館学芸員の中村史子が分析する。

樹脂による型取りや版画の技法を用い、本物と見紛うようなオブジェを制作してきた大西伸明の個展が、MA2 gallery(恵比寿)で開催されている。会期は4月29日まで。

2014年から15年にかけて、「wave internet image browsing」展、「世界制作のプロトタイプ」展などのキュレーションで注目を集めた上妻世海による最新企画「Malformed Objects:無数の異なる身体のためのブリコラージュ」展。キュレーターと11名のアーティストとの「対話」によって組み立てられた本展では、そこを訪れる来場者に対しても、「指示書」というかたちでキュレーターからの「対話」が試みられた。はたして、その狙いはいかなるものなのか。前編では、その開催経緯や内容について迫る。

ユニクロは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)との複数年スポンサー契約を更新すると発表。「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」と、MoMA所蔵作品をデザインモチーフにした商品の企画・販売を含むMoMAとのパートナーシップを継続することを明らかにした。

絵画、写真、音などを組み合わせてインスタレーション作品を制作する、1985年生まれの武田雄介。5月7日まで金沢21世紀美術館の新進作家紹介企画で作品を展示している作家に、作品について聞いた。

7月22日から宮城県・石巻市を中心に開催されるアートと食の総合祭「Reborn-Art Festival 2017」の詳細が発表された。Chim↑Pomや名和晃平、JRなど国内外から36組のアーティストが参加する。

架空の国家の歴史をテキストと絵画で表現する、東京藝術大学2年生の太田剛気の初個展が、ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエで開催されている。会期は4月9日まで。

フランスのルーヴル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館と並び、世界三大美術館の一つとして数えられるロシアのエルミタージュ美術館。その250年に及ぶ歴史に迫ったドキュメンタリー映画『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』が4月29日より全国順次公開される。

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年4月号では、アーティストによる著作や、アートワールドについての論考など、表現とそれをとりまく社会に切り込む4冊を取り上げた。

第104回
記憶を記録に転換する際のメディアのあり方や、情報をとらえる我々の様をテーマに作品を発表している竹内公太。3月4日までSNOW Contemporaryにて開催されていた「写真は石碑を石にする、それでも人は」展のレビューをお届けします。

常滑焼の産地として全国的に知られる愛知県常滑市にある「INAXライブミュージアム」。ここで、スペインの巨匠、アントニオ・ガウディを人の手で「つくる」視点から紐解くとともに、建築家と職人が、土やタイルなど伝統素材の表現の可能性を公開制作で探る試みが行われた。4月15日から開催されるお披露目展『完成!常滑ガウディ』に向け、職人たちが切磋琢磨しながら作品に挑む姿を追った。

鎌倉時代に活躍した日本を代表する仏師のひとり、快慶の作品を集めた展覧会が奈良国立博物館にて開催される。会期は4月8日〜6月4日。

第19回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年4月号では、画家のデイヴィッド・ホックニーと美術史家のマーティン・ゲイフォードによる、絵画をテーマとした対談集『絵画の歴史 洞窟壁画からiPadまで』を取り上げた。

東京・神宮前のMAHO KUBOTA GALLERYにて、色鉛筆で板に描く絵画作品などを制作する、古武家賢太郎(こぶけ・けんたろう)の個展が開催される。会期は5月12日〜6月24日。

アウトサイダー・アートの巨匠ともいわれるアドルフ・ヴェルフリの大回顧展が、東京ステーションギャラリーにて4月29日より開催される。

写真集『The Americans』などで知られる92歳の写真家、ロバート・フランク。彼の半生を追ったドキュメンタリー映画『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』を、写真家の石川竜一が語る。

見世物小屋で実際に使われていた資料を集めた特集展示「見世物大博覧会 現代編」が、国立歴史民俗博物館(千葉)で開催される。会期は4月18日〜7月17日。

色鮮やかなストライプや円が重なり合う構図を描く画家・今井俊介の個展がハギワラプロジェクツで開催される。会期は4月15日〜5月14日。