
第2回
あの人のアートコレクションが見たい!: 若手作家の成長を追う上島亨さん
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

第2回
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

アート・ディレクター、デザイナーとして世界を舞台に活躍した石岡瑛子(1938〜2012)。その世界で初めてとなる大規模回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」が東京都現代美術館で開催されている。この展覧会についてミュージシャンであり役者も経験しているコムアイが、担当学芸員の藪前知子に話を聞いた。

愛知県及び大府市は、同県大府市内で、現代美術地域展開事業「境界のかたち 現代美術 in 大府」をスタート。6人の現代美術家が参加している。会期は2月14日まで。

マッシヴ・アタックのメンバーとして知られるロバート・デル・ナジャが、ヴァレンティノのオートクチュールコレクションとコラボレーション。新しいオーディオビジュアル作品《Code Temporal》を公開した。

日本最大のアートフェアである「アートフェア東京」が全141軒の出展ギャラリーを発表した。コロナ禍で開催される今回は、VRで会場を公開する試みも行われる。

ルネサンス期のイタリア人画家サンドロ・ボッティチェリの《ラウンドエルを持つ青年の肖像》(1480)が、1月28日にサザビーズ・ニューヨークで行われたオークションで約96億円で落札。この数字は、ボッティチェリのオークションにおける過去最高額を更新し、オールドマスターの過去最高額で史上2番目を記録した。

2012年に東京都美術館と東京藝術大学の連携事業として始まった「とびらプロジェクト」。毎年一般市民から「アート・コミュニケーター(愛称:とびラー)」を40名ほど公募し、アートを介したコミュニティを形成するプロジェクトだ。いま、10期「とびラー」が募集されている。これまでの成果と展望、そしてコロナ禍でのオンラインの活用などについて、プロジェクトを率いる東京藝術大学美術学部の伊藤達矢特任准教授と、東京都美術館のアート・コミュニケーション係長を務める稲庭彩和子学芸員に話を聞いた。

ポーラ美術館の「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年」は、日本とフランスという2国間の芸術交流をテーマにした展覧会だ。同館の収蔵作品約80点に国内外からの借用作品約50点を加え、大量のモノや情報、人の往来が可能となった時代に培われてきた双方の芸術を検証する同展。ここでは展覧会の導入部に展示された荒木悠の作品を軸に、展覧会のテーマ全体を考察する。

美術批評家の椹木野衣が企画・監修するグループ展「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」が、京都市京セラ美術館で開催されている。平成日本の美術史をアーティストグループの活動から振り返る本展を、文化研究者の山本浩貴がレビューする。

今週スタートした展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

令和2年度の第3次補正予算が1月28日に参院本会議で可決、成立した。一般会計の追加歳出は21兆8353億円という規模のなか、文化関連の予算は551億円となる。

ルーヴル美術館はユニクロと4年間のパートナーシップを締結したことを発表した。これによって何が実現するのだろうか?

大阪万博50周年を記念した「根の力 -THE POWER OF ORIGIN-」が、1月16日よりスタートした。舞台となったのは、万博時のパビリオン「日本民藝館」の建物を引き継ぎ、「民芸運動」の西の拠点として開館した「大阪日本民芸館」(以下、民芸館)。柳宗悦や濱田庄司、河井寛次郎らによって提唱された「民芸」を、多様な視点から振り返り、未来へとつなぐことを試みた本プログラムをレポートする。

コレクターが所有作品を展示するのみならず、コレクターが推薦するアーティストの新作を展示する「買える!アートコレクター展 Collectors’ Collective」が初めて関西で開催されている。この展覧会にコレクターとして参加する播磨勇弥、有田啓、吉田昌哉の3人に集まってもらい、コレクターとしての喜びや、地方でいかに作品を見て集めているのかを聞いた。

東京・青山のアニエスベー ギャラリー ブティックで、アニエスベー本人による初個展「5 days in Moscow in 1987」が開催中。旧ソ連の首都モスクワで撮影した100点以上を見ることができる。会期は3⽉14⽇まで。

世界的パンデミックのなか開催されることとなった「眠り展」。全7章を通じて〈眠り〉の意味を多角的にたどる本展を、活動休止や創造行為、眠りの外側内側で生じる事象などに触れ、新しい生活様式(ニューノーマル)を考える機会としてもとらえてみたい。また、鑑賞後に訪れたい美術館付近のアートスポットを『ART WALK MAP with 「眠り展」』としてセレクトした。本展を思い出し語りながら、私たちの生活について考えをめぐらせてみてはいかがだろうか。

ドイツ人画家ティーロ・ハインツマンが、ペロタン東京でその日本初となる個展「Thilo Heinzmann:my time your time our time time」を開催。顔料を用いたペインティングや、ガラスを用いたポリスチレン・ペインティングなど、多様な構成要素を新たな形式で組み合わせたペインティングを発表する。会期は2月9日〜3月20日。

パリのルーヴル美術館は1月28日、新たなオンラインショップをオープンさせた。このサイトは、ルーヴルが様々なパートナーとコラボレーションした商品の販売がメインとなっている。

ルイ・ヴィトンは、国内初の直営店としてオープンした東京の銀座並木通り店を3月20日にリニューアルオープン。青木淳とピーター・マリノによって大幅に生まれ変わる。

東京・銀座と青山にギャラリーを構えるAKIO NAGASAWA Galleryが、アーティスト・片山真理の所属を発表した。