
「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」(大阪中之島美術館)開幕レポート。ゲーム制作者はどのように名作をつくり出したのか
大阪中之島美術館で企画展「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」が開幕した。会期は6月22日まで。会場の様子をレポートする。

大阪中之島美術館で企画展「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」が開幕した。会期は6月22日まで。会場の様子をレポートする。

3月後半から4月初旬にかけて、東京は桜の季節。東京23区内の桜の名所とともに楽しめる美術館を10ヶ所、セレクトした。

東京・銀座のギャルリーためながで、身近なモチーフを超写実的に描きながら世の中の真理を問う、ロレンツォ・フェルナンデスの個展が開催される。会期は3月22日~4月20日。

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で、20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家でありデザイナーであったジオ・ポンティの制作を紹介する展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」がスタートした。会期は3月31日まで。

快適性や機能性、芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した「戸建ての住宅」を紹介する企画展「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s‒1970s」が、東京・六本木の国立新美術館で始まった。

1994年開学の長岡造形大学が、先端テクノロジー設備を備えた新棟を完成。開学30周年を迎え、より魅力あふれるキャンパスへと進化を見せた。

多くの人が行き交うグランフロント大阪で展開されてきたアートプロジェクト「ART SCRAMBLE」(アートスクランブル)。その第9弾として、笹岡由梨子らの新たな作品が3月18日より展示される。

村上隆とライフスタイルブランド「CASETiFY(ケースティファイ)」がコラボレーション「TAKASHI MURAKAMI x CASETiFY : MR. DOB」を発表。村上の象徴的なキャラクター「DOB君」にフィーチャーしたコレクションを4月11日に発売する。

東京・表参道のプラダ青山店で、ニコラス・ウィンディング・レフンと小島秀夫による展覧会「SATELLITES」が開催される。会期は4月18日〜8月25日。

徳島の大塚国際美術館の常設展示として、未解決盗難事件で消失したフェルメールの傑作《合奏》の陶板名画が公開された。

1990年代初期の先駆的なアートスペース「レントゲン藝術研究所」とその周辺をインタビューや様々なアーカイヴ調査で掘り下げる展覧会「レントゲン藝術研究所とその周縁−1990年代前半の東京における現代美術−」が、昨年12月に東京藝術大学学生会館で開催された。レントゲン藝術研究所の影響や1990年代の東京の現代アートシーンについて、社会学者/現代美術の批評家であるエイドリアン・ファベルが論じるエッセイをお届けする。

すみだ北斎美術館で「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」がスタートした。会期は5月25日まで。

第8回
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]設立メンバーのひとりであり、「TOTAL ARTS STUDIES(TAS) 」プログラム・ディレクター、ロジャー・マクドナルドが、ニュージーランド生まれのアーティスト、フランシス・アップリチャードとイタリア出身のデザイナー、マルティーノ・ガンパーにインタビュー。気候危機とアートについての対話をお届け。*The English version is below the Japanese

コダマシーン(金澤韻+増井辰一郎)が企画し、昨年12月に京都で開催された「春望 Gazing at Spring」展は、2022年上海のロックダウンを端緒に私的な経験を公開の場で開示する展覧会だ。自然や社会との関わりを見つめる5人のアーティストを紹介し、私的なものがどのように普遍的なメッセージへと昇華するかを探る本展を、京都国立近代美術館の特定研究員・渡辺亜由美がレビューする。

ルーヴル・アブダビがリシャール・ミルと共同で開催している「リシャール・ミル・アート・プライズ」が、第5回目の募集を行っている。新進気鋭から中堅のアーティストを対象に、ルーヴル・アブダビのドームでの作品展示の機会が与えられる。

今年80歳を迎えたアンゼルム・キーファーの展覧会「Anselm Kiefer - Sag mir wo die Blumen sind」が、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館とアムステルダム市立美術館(ステデライク美術館)で開幕。新作を含む25作品が並ぶ本展を現地レポートでお届けする。

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで、インド出身のアーティスト、プシュパマラ・Nの個展「Dressing Up: Pushpamala N」が開催される。会期は6月27日〜8月17日。

第31回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第31回は、滋賀県立美術館で開催中の「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」(〜3月23日)を取り上げる。写真家たちは「モノ」を「撮る」という行為を通じてどのような試行錯誤を行ってきたのか。担当学芸員の芦髙郁子が語る。

2025年3月末で現在の場所での活動を終了するDIC川村記念美術館。表象文化論・現代美術史研究の加治屋健司が、そのコレクションやこれまでの展覧会を振り返りながら、同館の意義を説く。

東京都写真美術館で20世紀を代表する写真家のひとり、ロバート・キャパの「ロバート・キャパ 戦争」が開幕した。会期は5月11日まで。会場の様子をレポートする。