
吉岡徳仁がGINZA SIXの空間を彩る。巨大インスタレーション《Prismatic Cloud》を展示へ
これまで草間彌生やニコラ・ビュフ、塩田千春らが展示を行ってきたGINZA SIXの吹き抜け空間。2月27日からは、ここを吉岡徳仁が手がける。

これまで草間彌生やニコラ・ビュフ、塩田千春らが展示を行ってきたGINZA SIXの吹き抜け空間。2月27日からは、ここを吉岡徳仁が手がける。

アーティスト志望の学生たちの登竜門として、毎年若き才能を見出してきた老舗のアートコンペ「学展」。その69回目を迎えた大賞を、小学2年生の大塚叶太による《時計の世界》が受賞した。今回も大賞受賞者には、パリ・ルーヴル美術館の地下にあるカルーゼル・デュ・ルーヴルで作品を展示する権利が与えられた。今回学展は在仏日本大使館による推薦で日本代表として同展に参加した。

多彩なラインナップで、数多くの映画ファンを抱えている「アップリンク」。4月16日、新たに京都市中京区で開発を進める複合施設「新風館」の地下1階に「アップリンク京都」がオープンすることがわかった。アップリンクとしては、「アップリンク渋谷」「アップリンク吉祥寺」に次ぐ3館目の映画館で、これが関西初進出となる。

線を核とする様々な表現を現代におけるドローイングとして注目し、その可能性をいくつかの文脈から再考する展覧会「ドローイングの可能性」が、清澄白河の東京都現代美術館で開催される。参加作家は、石川九楊や戸谷成雄、盛圭太、草間彌生など豪華な顔ぶれだ。会期は3月14日~6月14日(3月14〜15日は休止)。

東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻が、公開講義として中原浩大と曽根裕の対談を開催する。日時は2020年1月31日18時〜20時。

昨年より香港で起きている一連の抗争をめぐるアート作品が集まる展覧会「香港の不自由展」が、1月27日に銀座のGallery Qでスタートした。香港人の有志10人による絵画、ビデオ・ドキュメンタリー、立体、インスタレーションが展示されている本展の見どころとは?

8人の女性アーティストによるグループ展「all the women. in me. are tired. —すべての、女性は、誰もが、みな、疲れている、そう、思う。—」が、1月25日に銀座のTHE CLUBでスタートした。セクシャリティーや人種差別に注目した本展が見せる、女性の「疲労」とは?

第11回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1972年10月号の特集「誌面開放計画」を紹介。

明治時代からのびやかな作品世界を展開し、夏目漱石にも愛された画家・津田青楓。作品や関連資料を通して、明治・大正・昭和の時代を生きたその生涯を振り返る展覧会「生誕140年記念 背く画家 津田青楓とあゆむ明治・大正・昭和」が、練馬区立美術館で開催される。会期は2月21日~4月12日。

日本を代表する美術大学のひとつである多摩美術大学で、初となる労働組合が結成された。その理由と狙いとは何か。

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。バウハウス創設100周年を記念して新装版としてよみがえった「バウハウス叢書」や、伝統文化から切り離して語られてきた韓国の近代美術を通史的に描写した『韓国近代美術史』など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

2021年での閉館が決まっている東京・品川の原美術館。同館内にある常設作品のひとつ、奈良美智の《My Drawing Room》が群馬のハラ ミュージアム アークへ移設される。

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。卯城竜太(Chim↑Pom)と美術作家の松田修による「公の時代」におけるアーティストの役割についての討論を収めた『公の時代』や、村上隆に影響を与えた父・福壽郎の初作品集など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

今年、日本で2回目となる回顧展が開催され注目を集める写真家ソール・ライター。その作品はなぜ現代の人々を惹きつけるのか? ライターがいたニューヨークで過ごし、アートや写真に関するキュレーションや編集を数多く手がける河内タカが、時代背景から紐解く。

ANAグループの旅行事業を手がけるANAセールスがクロード・モネに焦点を当てる新しいアートツアー「アートな旅 〜クロード・モネの連作 睡蓮に浸る〜」をスタートさせる。地中美術館や大原美術館、そしてオランジュリー美術館やマルモッタン美術館など国内外の美術館を訪問し、モネの「睡蓮」連作を堪能できる機会だ。

様々な歴史上の人物に扮したポートレートで知られるアーティスト・森村泰昌。その個展「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」が、東京・品川の原美術館で開幕した。

第22回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2020年2月号の「BOOK」2冊目は、1950年代の美術動向を活字・出版、映像・放送、表現・身体という3つのメディア様式から、社会・経済状況や言説空間の複層的な変動においてとらえ直す『転形期のメディオロジー 一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成』を取り上げる。

第21回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2020年2月号の「BOOK」1冊目は、近代絵画、映画、パフォーマンスを「力を持つかたち」と考え、「芸術」そのものの認識のとらえ直しを試みた、平倉圭著『かたちは思考する 芸術制作の分析』を取り上げる。

現代美術の「いま」を探求する展覧会「数寄景/NEW VIEW−日本を継ぐ,現代アートのいま」と「数寄景/NEW VIEW 外伝 Exhibition by imura art gallery + Mizuma Art Gallery」が、福岡三越で開催される。この展覧会に集結する現代の「数寄者」とは?

今週スタートした展覧会と終了する展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。