
国立新美術館の「ねずみ」はどこからやって来たのか? 築地のはらインタビュー
国立新美術館のパブリックスペースを使った小企画シリーズ「NACT View」。その第2回目として開催されている 「築地のはら ねずみっけ」は、美術館の各所にプロジェクション・マッピングによるねずみのアニメーションが現れ、またARによってねずみを探すこともできる展示として話題を集めている。本作を制作したアニメーション作家・築地のはらに本作を含めた制作について話を聞いた。

国立新美術館のパブリックスペースを使った小企画シリーズ「NACT View」。その第2回目として開催されている 「築地のはら ねずみっけ」は、美術館の各所にプロジェクション・マッピングによるねずみのアニメーションが現れ、またARによってねずみを探すこともできる展示として話題を集めている。本作を制作したアニメーション作家・築地のはらに本作を含めた制作について話を聞いた。

第64回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第64回は、滋賀にある「やまなみ工房」で大作を描き続ける井上優さんに迫る。

ロンドンを拠点に活動するアーティスト・SAIAKUNANA(さいあくなな)の過去最大規模の個展「右手に生き様 ART OF MY LIFE」が、渋谷のSAIで開催される。

第9回
経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態をインディペンデントキュレーター・金澤韻が案内。第9回は、2022年に開館した「START Museum」をお届けする。

第7回
今冬、東京での《基地のある風景》シリーズの発表が続いている石垣克子。1991年の卒業制作で風景画を描き、その後、沖縄で様々な表現を精力的に続けながら、2017年から、再び「現風景」としての風景画に取り組んでいる作家に話を聞いた。

第7回
美術館・博物館に行った際にはセットで訪れることが多いミュージアムショップ。日本全国にあるミュージアムのなかからとくに注目したいものを、ミュージアムショップのプロである株式会社メソッド代表取締役・山田遊がバイヤー目線で紹介する。第7回は、東京ミッドタウン内に位置する21_21 DESIGN SIGHTに昨年オープンした「21_21 NANJA MONJA」を取り上げる。

山梨県北杜市の清春芸術村にある「光の美術館」で、ライゾマティクスを主宰する真鍋大度の個展「EXPERIMENT」が開催されている。真鍋が「中間発表」と位置づける、最先端のテクノロジーを使用した実験的な作品の数々。本展に際して、真鍋がいま何を考え、何を目指しているのかを聞いた。

イギリスを代表するアーティストデュオ、ギルバート&ジョージが4月1日にロンドンのイーストエンドに「ギルバート&ジョージ・センター」をオープンした。ギャラリーとしての役割に止まらず、ロンドンの歴史やコミュニティとのつながりに重点を置いたスペースとなっている。

第7回
美術館・博物館へ出かける際に持っていくと便利なもの。「ミュージアム・マニア」であり、「青い日記帳」主宰の中村剛士(Tak)が初心者から上級者までに向け、あると鑑賞の質がぐんとアップする「ミュージアム7つ道具」を紹介する。

2022年6月11日にノルウェーの首都・オスロで立地を新たに開館した北欧・ノルウェーの国立美術館。同館はハードとソフトの両面で大きく変化を遂げ、大きな注目を集めている。

開館25周年を迎えた京都の細見美術館。それを記念した展覧会が日本橋高島屋S.C.で開催されている。国内でいちはやく伊藤若冲を見出してもいた細見家三代のたぐいまれな審美眼と先見性が実現した質の高いコレクションを堪能できる貴重な機会だ。

伝統的な陶芸と現代美術の境界線で独自の表現を追求してきたアーティスト・桑田卓郎が手がけるクラフトライン「く」と、ファッションブランド「CFCL」がコラボレーション。クラフト×ファッションプロジェクト「く ×CFCL」を発表する。

第15回
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

第5回
全国の美大図書館から届いた選書で構成される「美大図書館の書架をのぞく」シリーズ。アートをもっと知りたい、アートも本も好きな読者に向けた新連載の第5回目は、東京・練馬区にある日本大学芸術学部にフォーカスする。

リアリティ番組『テラスハウス』への出演をきっかけに一躍注目を集めたモデル兼イラストレーター、ローレン・サイ。そのイラストレーション作品をフィーチャーしたライフスタイルブランド「CASETiFY」とのコラボレーションシリーズ「Lauren Tsai x CASETiFY」が4月20日より発売されている。渋谷PARCOにあるCASETiFY STUDiOで開催されている特別展示を機に、ローレンにその芸術実践についてインタビューを行った。

文化庁は、令和5年度メディア芸術クリエイター育成支援事業として「国内クリエイター創作支援プログラム」と「国内クリエイター発表支援プログラム」の企画募集を開始した。応募期間は5月31日18時まで。

2023年4月末から5月にかけて開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

国内最大級の学生向けアートアワード「CAF賞」が今年も作品の募集を開始した。2023年度の受付は6月30日18:00まで。

第9回
文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第9回は、アートが社会に変化を起こす「可能性」について論じる。

ベルリン、ミラノ、ソウルの3都市に展示スペースを構えているギャラリー「Peres Projects」(ペレス・プロジェクツ)が、ソウルにおける2つ目の展示スペースを4月28日にオープンした。同ギャラリーが若手作家の育成に注力する理由について、創設者ハビエル・ペレスの言葉とともに紹介する。