
シュ・ビン(徐冰)インタビュー。「芸術の機能は文明の行き先を感じ取ること」
実際には存在しない「偽漢字」を使った作品で世界的に知られる中国のアーティスト・シュ・ビン(徐冰)。国立新美術館の「遠距離現在 Universal / Remote」では、それまでの作品とは大きく異なる映像作品《とんぼの眼》を日本の美術館において初めて発表した。来日した徐冰に、同展キュレーターの尹志慧と同館館長・逢坂恵理子がインタビュー。本作の制作背景に迫った

実際には存在しない「偽漢字」を使った作品で世界的に知られる中国のアーティスト・シュ・ビン(徐冰)。国立新美術館の「遠距離現在 Universal / Remote」では、それまでの作品とは大きく異なる映像作品《とんぼの眼》を日本の美術館において初めて発表した。来日した徐冰に、同展キュレーターの尹志慧と同館館長・逢坂恵理子がインタビュー。本作の制作背景に迫った

雪舟が後の世の絵師たちにいかに参照され、「画聖(カリスマ)」として神格化されていったのかを探る特別展「雪舟伝説─『画聖(カリスマ)』の誕生」が、京都国立博物館で開幕した。会場をレポートする。

生誕1250年記念特別展「空海 KŪKAI─密教のルーツとマンダラ世界」が奈良国立博物館で開幕。平安時代の僧・空海の生涯と、空海が日本に伝えた密教ならびにそのルーツを全5章で辿る展覧会だ。

京都国立近代美術館と京都服飾文化研究財団(KCI)による展覧会 「LOVE ファッション 私を着がえるとき」が、京都国立近代美術館にて開催される。会期は9月13日〜11月24日。

天王洲アイルを舞台に開催されている「TENNOZ ART FESTIVAL」の一環として、世界的に活躍する現代アーティスト・山口歴による大型壁画が公開された。

第68回
第8回横浜トリエンナーレ(2024年3月15日~6月9日)における富山妙子の小展示「わたしの解放」にあわせ、2021年8月号特集「女性たちの美術史」より、文化研究者・山本浩貴のテキストを掲載。戦後から、炭鉱、鉱山や慰安婦、光州事件、自らの戦争体験、原発問題などを主題に絵と文筆で活動し、今年(2021年)100歳を迎える富山妙子。社会との関係のなかで続けられてきた批判的創作活動の歩みを解説する。

「無印良品」を展開する株式会社良品計画が、瀬戸内海東部に位置する香川県小豆郡土庄町豊島に滞在型宿泊施設 「MUJI BASE TESHIMA」をオープンさせる。

東京を舞台にデザインやインテリアなど様々なプレゼンテーションが展開される回遊型イベント「DESIGNART TOKYO(デザイナート トーキョー)」が今年も開催される。

2022年2月よりエントランス棟の増築工事を行ってきた大阪・中之島の大阪市立東洋陶磁美術館がリニューアルオープン。それにあわせて、オープン記念特別展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」も開幕した。会期は9月29日まで。

デザイナーの木村二郎と三好悦子によって1993年、八ヶ岳山麓に誕生した「Gallery Trax」。木村が世を去ったあとも、角田純、五木田智央、ロッカクアヤコ、大森克己、川内倫子といったアーティストの展覧会を開催し続ける三好に、ギャラリーとしての思想、そしてアーティストたちへの思いを聞いた。

今週末までに開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」の鑑賞をサポートする「横浜トリエンナーレガイド」が、4月10日より横浜市内すべての小学校、中学校、高等学校など約650校に順次配布される。

岐阜・高山市の会員制ホテル「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」内に、飛驒高山美術館が開館した。旧飛驒高山美術館の約850点におよぶ美術品コレクションを引き継ぎ、エミール・ガレやルネ・ラリックなどのコレクションを展示する美術館だ。

パリのハイジュエラーであるヴァン クリーフ&アーペルが、パリを拠点とするアーティストのアレクサンドル・ベンジャミン・ナヴェと春を告げるプロジェクト「Spring is Blooming in Tokyo imagined by Van Cleef & Arpels with Alexandre Benjamin Navet」をスタートさせた。会期は5月12日まで。

イラストレーション、ポスター、絵本、書籍、アニメーション映画、絵画、舞台美術など多岐にわたる創作を70年以上続けている宇野亞喜良(1934〜)。その大規模個展「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで始まった。会期は6月16日まで。

国立アートリサーチセンターが、国内の美術館・博物館(ミュージアム)で働く職員や、障害のある方を含むミュージアム利⽤者に向けて、「合理的配慮」に関する具体的な事例などを解説した冊子『ミュージアムの事例(ケース)から知る!学ぶ!合理的配慮のハンドブック』を制作。3月28日よりPDF版が公式ウェブサイトで公開されている。

鳥取県倉吉市で創業70年以上の歴史を持つ業務用品商社である株式会社丸十が、「アート格納庫M」を開館させた。

小山登美夫ギャラリー六本木で個展「Stream」を開催中(〜4月20日)の川島秀明。アクリル絵具を用いて制作を続けてきた作家が、改めて油彩画に取り組み、作風にも大きな変化が生まれた。個展会場で話を聞いた。

中国のアート界で話題を集める新進気鋭のアーティスト、クロエ・チェンの個展が代官山 蔦屋書店で開催されている。会期は4月21日まで。

Andecoが運営する複合型キャンプ場「紀泉わいわい村 FUNNY HEARTH」の古民家棟で、6人の新進アーティストが手がけた襖絵が完成した。キュレーションはアート・コンサルティングファーム、コダマシーン(金澤韻+増井辰一郎)。