世界の映画賞を多数受賞。ツァイ・ミンリャン監督作品『あなたの顔』の日本公開が決定
台湾を代表する映画監督、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)が5年ぶりに発表した『你的臉』の日本公開が決定。邦題を『あなたの顔』として、6月27日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開される。
台湾を代表する映画監督、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)が5年ぶりに発表した『你的臉』の日本公開が決定。邦題を『あなたの顔』として、6月27日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開される。
2019年、香港に開館したアートセンター「CHAT(チャット / Centre for Heritage, Arts and Textile)」が、現在同センターの共同ディレクターを務めている高橋瑞木をエグゼクティブディレクター兼チーフキュレーターに任命することを発表した。
新型コロナウイルス感染症の日本国内の罹患者が増加。臨時休館やチケットの払い戻しで対応する館が出てくるなど、国内の美術館にもその影響が広がっている。
イギリスを代表する現代美術館、テート・モダン。その開館20周年を記念し、草間彌生のミラールームやルイーズ・ブルジョワの巨大なクモの彫刻といった展示やパフォーマンスが2020年5月から行われる。
京都と熊本を巡回した展覧会「ドレス・コード?──着る人たちのゲーム」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。衣装コレクションのほか、美術作品、マンガ、映像などを通して、現代における新たな「ドレス・コード」と、装いの実践(ゲーム)を見つめ直す。東京展のみの初出展作品も。会期は4月11日〜6月21日(4月1日追記:新型コロナウイルスの影響により開幕は延期。現時点では未定)。
ドイツを代表する現代美術家ゲルハルト・リヒターの回顧展「Gerhard Richter: Painting After All」が、2020年3月4日からニューヨークのメトロポリタン美術館の分館であるメット・ブロイヤーで開催される。世界初公開のガラス作品を含め、絵画やガラス彫刻、版画、写真など100点以上の作品を展示する本展では、リヒターの制作生涯を振り返る。
百貨店大手の伊勢丹が、国内の現代美術を扱う37のギャラリーにより組織される日本現代美術商協会(CADAN)との協業を発表した。2020年2月19日からは、伊勢丹新宿店メンズ館でCADAN所属ギャラリーによるポップアップイベントも開催する。
収束の見えない新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、「アート・バーゼル香港2020」の開催中止が決定。日本国内の罹患者も増加するなか、東京国際フォーラムで予定されている「アートフェア東京2020」の開催について、関係者の注目が集まっている。
2020年5月に開業するOtemachi One(大手町ワン)に誕生する「大手町三井ホール」で、4人の絵師たちの作品を高精細で見せる展覧会「巨大映像で迫る 北斎・広重・宗達・光琳 〜浮世絵と金屏風の世界〜」が開催される。※開催延期
ファッションブランド・ロエベによる私立文化財団「ロエベ ファンデーション」が2016年にスタートしたアワード「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」。その4回目となる2020年度のファイナリストが発表された。
文化庁の2020(令和2)年度予算案は1067億1500万円で19年度からほぼ横ばい。注目すべきポイントとは?
江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎。その生誕260年を記念し、東京ミッドタウン・ホールにて特別展「北斎」が開催される。
2月17日に91歳を迎えた映画監督のアレハンドロ・ホドロフスキー。その新作にして集大成である『ホドロフスキーのサイコマジック』(2019)が、4月24日よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、新宿シネマカリテほか全国順次公開される。
「日本概念派」の始祖である松澤宥(1922~2006)が、生涯を通していかにして想像力を育んできたのかを浮き彫りにする展覧会「松澤宥―イメージとオブジェにあふれた世界」が、神奈川県相模原市のパープルームギャラリーで開催される。会期は2月22日〜3月2日。
三菱の創業150周年を記念し、三菱一号館美術館で「三菱の至宝展」が開催される。本展では、静嘉堂と東洋文庫の所蔵品が一同に集結。東洋史、日本・東洋美術史をかたちづくったコレクションから名品約100点を紹介する。会期は7月8日〜9月22日(展示替えあり)。
時計やオートマタの貴重な作品とともに、その修復師であるミシェル・パルミジャーニの仕事を紹介する展覧会「Mechanical Wonders|機械じかけの生命」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催される。会期は3月26日〜4月1日。
黒一色の木版画で、現在と過去、そして未来に垂れ込む暗雲の予兆を表現してきた風間サチコ。その個展「セメントセメタリー」が、東京・墨田区の無人島プロダクションで開催されている。会期は3月8日まで。
国内最大級の取り扱い点数を誇る美術品オークションハウス「毎日オークション」。同オークションが2020年2月8日に開催した「アート&デザイン」は、アート作品やデザイン家具などを暮らしに取り入れたライフスタイルを提案する、特別なパッケージのイベントセールとなった。
「ナビ派」を中心にした画家たちが描いた子供に焦点を当てる「画家が見たこども展」が、2月15日に東京・丸の内の三菱一号館美術館で開幕した。近代フランスの都市生活や芸術と子供との関係性を検証する本展の見どころをレポートで紹介する(本展は新型コロナウイルスの影響で会期延長となった)。
今週スタートした展覧会と2月16日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。