NEWS

メトロポリタン美術館、新しい近現代美術ウィングのデザインを発表。完成は2030年予定

メトロポリタン美術館は、新しい近現代美術ウィングのデザインを発表した。メキシコの建築家フリーダ・エスコベドが設計を手がけるこの新しいウィングは、同館の20世紀・21世紀の美術コレクションを展示するためのスペースを提供するとともに、アクセシビリティ、持続可能性、インフラの改善を目指している。

NEWS / HEADLINE

手塚治虫「火の鳥」展が東京シティビューで開催へ。動的平衡と生命の輪廻を読み解く

2025年春、東京シティビューで手塚治虫「火の鳥」展(副題:火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡(どうてきへいこう)=宇宙生命(コスモゾーン)の象徴)が開催される。生物学者・福岡伸一の監修のもと、命の循環や動的平衡、未来に向けた生命に対する問いかけが描かれ、現代に生きる私たちに深い洞察を与えるものとなる。

NEWS / EXHIBITION

6000年の歴史をたどる。奈良国立博物館で特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」が開催へ

奈良国立博物館開館130年・天理大学創立100周年記念特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」が奈良国立博物館で開催される。本展では、天理大学附属天理参考館の貴重なコレクションを中心に、世界各地の文明や神々、20世紀の民族文化などをテーマにした約250件の作品が展示される。会期は2025年7月26日~9月23日。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

「マニフェスタ 15 メトロポリターナ」が提示した周縁からの視点

毎回ヨーロッパの異なる都市を会場に開催される国際展「マニフェスタ(Manifesta)」。30年以上の歴史を持つこのビエンナーレが、今年、バルセロナ広域を舞台に行われた。史上最大スケールとなった今回のマニフェスタを、国際芸術祭「あいち」2025のプロジェクト・オフィサーを務めるキュレーター・北澤ひろみが現地からレポートする。

NEWS / REPORT

舞台は鎌倉の美術大学。横浜流星&南沙良主演で韓国ドラマ『わかっていても』の日本版が配信

韓国の同名webtoonをもとにした韓国ドラマNetflixシリーズ『わかっていても』を原案に、横浜流星と南沙良を主演に迎えて同作の日本版ドラマ『わかっていても the shapes of love』が完成。美術大学を舞台とするこの作品の先行上映イベントが、東京藝術大学で開催された。

NEWS / HEADLINE

「川端龍子+高橋龍太郎コレクション ファンタジーの力」(大田区立龍子記念館)開幕レポート。現代美術の多彩な目で見る川端龍子の「ファンタジー」

日本画家・川端龍子(1885〜1966)の作品と高橋龍太郎の現代美術コレクション作品とを融合させた企画展「ファンタジーの力」が、東京・大森の大田区立龍子記念館で開幕した。会期は2025年3月2日まで。

NEWS / REPORT

PREMIUM

アトランタ・デザイン美術館で見る、フォントが語る社会運動の歴史

アトランタ・デザイン美術館で展覧会「CHARACTERS: Type in Action」が開催中。フォントを制作する会社「Vocal Type」の実践を通じて社会正義運動の歴史をたどり、タイポグラフィが持つ力強いメッセージ性や、多様性が創造性を豊かにする可能性を示す注目の展示となっている。

NEWS / REPORT