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アトランタ・デザイン美術館で見る、フォントが語る社会運動の歴史

アトランタ・デザイン美術館で展覧会「CHARACTERS: Type in Action」が開催中。フォントを制作する会社「Vocal Type」の実践を通じて社会正義運動の歴史をたどり、タイポグラフィが持つ力強いメッセージ性や、多様性が創造性を豊かにする可能性を示す注目の展示となっている。

文=國上直子 Images courtesy of Museum of Design Atlanta

「CHARACTERS: Type in Action」展の会場風景より、中央に見える模様は「Harriet」の一部

 ジョージア州・アトランタにあるアトランタ・デザイン美術館(MODA)では、社会正義運動に着想を得てフォントを制作する会社「Vocal Type」に焦点を当てた展覧会「CHARACTERS: Type in Action」が開催されている。会期は2025年1月20日まで。

 この展覧会は「Vocal Type」の創設者であるトレ・シールズと、ファッション、建築、人権運動など幅広い分野でデザインや展覧会キュレーションを行うスタジオ「Civilization」によって共同制作された。シールズがこれまでに手がけたフォントを通じて、アクティヴィズムとデザインの結びつきや、デザインが持つ可能性を探る内容となっている。

「CHARACTERS: Type in Action」展のロゴ

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