「Ginza Sony Park」が2025年1月26日にグランドオープン。「Sony Park展 2025」も開催へ

2018年より解体・新築工事を行ってきた「Ginza Sony Park」が、2025年1月26日にグランドオープン。それにあわせ、第一弾プログラムとして「Sony Park展 2025」もスタートする。

 2018年より解体・新築工事を行ってきた「Ginza Sony Park」が、2025年1月26日にグランドオープンする。

 このGinza Sony Park Projectは、生活における余白と、変化し続けるアクティビティによって、街や人に新たなリズムを生み出す「都会のなかの公園」をコンセプトに建て替え工事や特別プログラムを実施してきた。先月には、工事中の同施設を舞台に玉山拓郎、SHUN SUDO、山口幸士といった、Ginza Sony Parkにゆかりのあるアーティストらの作品を展開する「ART IN THE PARK(工事中)」(11月19日〜12月1日)も開催され、短い会期ながらも来場者は1万人超となった。

「ART IN THE PARK(工事中)」展示風景より 撮影=編集部

 グランドオープンとなるGinza Sony Parkは、銀座の標準的な建物の半分ほどの高さにあえて低く構えることで、集積率の高い都会のなかに余白と新しい景観を生み出すことを目的としている。また、ソニービルが大切にしてきた「街に開かれた施設」という設計思想と、「ジャンクション建築」「縦のプロムナード」といったユニークな建築的な要素も継承されることとなった。

 そして、テナントなどの常設店舗は設けず、各フロアではその時々で変化するアクティビティを実施予定。B3は、食のアクティビティ「カジュアルダイニング」のフロアとなり、地上の吹き抜け空間など随所にある「余白」のスペースは、人々が自由に散策したり休憩したりすることのできる場になるという。

 オープンと同時にスタートとなる第一弾プログラムは、ソニーグループの6事業をテーマに、ソニーミュージックグループを中心とした6組のアーティストとともにつくるクリエイティブな体験型プログラム「Sony Park展 2025」だ。Sony Park展は2021年に銀座、2022年には京都で開催されたシリーズ企画で、本展でも「ゲームは、社交場だ。」「音楽は、旅だ。」「映画は、森だ。」などの遊び心あふれるイベントテーマを継続し、新たなアーティストの参加や一新された体験型プログラムが公開される予定となっている。

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