「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026」見どころレポート【6/12ページ】

アーネスト・コール「囚われの地」(京都市京セラ美術館)

「White」「Non White」に分けられた入口
会場に展示された『 House of Bondage(囚われの地)』(1967)

 南アフリカで最初期の黒人フォトジャーナリストのひとりであり、アパルトヘイトの実態を世界に明らかにした最初期の写真集『 House of Bondage(囚われの地)』(1967)で知られるアーネスト・コール。

 日本初の大規模個展となる今回は、アパルトヘイトの時代を想起させる「White」「Non White」に分けられた入口が設けられ、その先にコール自身が撮影した写真、雑誌の表紙、そしてコールの個人的なノートを展示。作品はオリジナルの写真集に沿って15のチャプターに分けられており、抑圧的な差別政策を世界に向けて告発した同書の精神をいまに伝える。

アーネスト・コール「囚われの地」展示風景
アーネスト・コール「囚われの地」展示風景

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