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「浦川大志個展 スプリット・アイランド」(福岡市美術館)会場レポート。福岡の美術史を引き継ぐ「風景」が生まれるまで

福岡市美術館で企画展「浦川大志個展 スプリット・アイランド」が開催されている。会期は3月22日まで。会場をレポートする。

文・撮影=安原真広(編集部)

本展に合わせて完成した壁画《スプリット・アイランド》(2026)

 福岡市美術館で、アーティスト・浦川大志の美術館初となる個展「浦川大志個展 スプリット・アイランド」が開催されている。会期は3月22日まで開催されている。担当は同館学芸員の忠あゆみ。

 浦川は1994年福岡県宗像市生まれ、2017年九州産業大学芸術学部卒業。ゲームやGoogleマップの空間描写の方法を参照した空間構成と、グラデーションを貴重とした筆致により、絵画作品を中心に制作する。近年参加した展覧会に、「終わるまで終わらないよ」(熊本市現代美術館、2019))、「浦川大志 × 名もなき実昌展~異景への窓~」(大川市清力美術館、福岡、2021)、「浦川大志 × 名もなき実昌 異景の窓」(contemporary HEIS、東京、2021)、「擬風景展」(東京藝術大学大学美術館 陳列館、2022)など。15年に「第24回英展 ~半径3メートル~」優秀賞、18年に「VOCA展2018」大原美術館賞受賞。本展は浦川の創作の原点、そしてその絵画がいかなる展開をみせたのかを、実作を並べながら辿っていくものだ。

2010年代後半から2020年にかけての浦川の作品群。具象的なモチーフを「風景画」を試みていることがわかる

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