ここまでは、ラーメンどんぶりを通じて美濃焼の伝統技法について知ることができるものであった。そんな美濃では、一度つくると土に戻すことができない不可逆な性質を持つ美濃焼を循環させるための試みが行われているという。その方法とサステナブルなかたちで新たに制作された焼き物が紹介されている。


ギャラリー外では、ラーメンどんぶりのデザインに挑戦することができるワークショップ「丼自慢」も実施されているためぜひ参加してみてほしい。
多くの人に愛される「ラーメン」を通じて、美濃焼を身近に感じられるとともに、窯業の広がりと奥行きを知るきっかけとなる展覧会となっている。


なお、アーティストらによる「ラーメンどんぶり」は、21_21 DESIGN SIGHT内グッズショップで販売が予定されている。詳細は公式ウェブサイトをチェックしてほしい。