日本で唯一の国際公募ポスター展「第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021」が募集を開始。グランプリには100万円を授与

富山県美術館が、3年に一度開催する日本で唯一の国際公募ポスター展「第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021」の作品募集を開始している。募集期間は12月10日まで(追記:新型コロナウイルスによる海外郵便事情を鑑みて2021年2月28日まで募集期間延長)。

IPT2018の受賞・入選作品展

 富山県美術館が、3年に一度開催する日本で唯一の国際公募ポスター展「第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021」(以下、IPT2021)の作品募集を開始した。募集期間は2020年12月10日まで(追記:新型コロナウイルスによる海外郵便事情を鑑みて2021年2月28日まで募集期間延長)。なお、受賞・入選作品展は2021年7月中旬~9月上旬を予定している。

第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021のポスター デザイン=三木健

 IPT2021の募集部門はA部門とB部門、そしてU30+Student部門にわかれている。

 A部門はテーマは特に設けず、クライアントワーク、自主制作、既発表・未発表を問わず1人または1グループにつき5件まで応募できる。B部門は「INVISIBLE」をテーマに自主制作されたポスターを募集し、1人または1グループにつき応募は3件までとなっている。

 審査はA・B両部門の共通で実施し、グランプリ1点には賞金100万円が授与される。以下、金賞が2点選出で賞金50万円 、銀賞が3点選出で30万円、銅賞が8点選出で10万円と続く。

IPT2018の審査の様子

 さらにIPT2021では、前回のIPTより新設された30歳以下を対象とする「U30部門」の募集対象を広げ、学生であれば30歳以上も可能とした「U30+Student部門」を設置。こちらの賞金は、金賞1点選出で20万円、銀賞3点選出で5万円、そして銅賞10点以内には賞状が贈られる。

IPT2018の審査の様子

 第一次審査員は、浅葉克己、色部義昭、佐藤卓、藤崎圭一郎、松永真、三木健が決定しており、国内審査員に加え海外から招致する第二次審査員は、新型コロナウイルスの感染拡大状況を確認しながら決定する。

 プロフェッショナルから学生までに機会が与えられるポスターの公募展。募集要項の詳細については、富山県美術館ウェブサイトの「IPT2021」のページをチェックしてみてほしい。

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