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モネの《アイリス》が約88億円で落札、フランス国内の最高記録を更新【2/2ページ】

パリでの一連のオークションは過去最高の1億3770万ユーロに

 翌23日には、サザビーズ・パリで「Modernités」と「Surrealism & Its Legacy」の2つのセールが開催され、合計落札額は6320万ユーロ(約111億3000万円)となった。

フランティシェク・クプカ《描写されない空間》(1914-22)

 「Modernités」では、フランティシェク・クプカの《描写されない空間》(1914-22)が900万ユーロ(約約15億8500万円)で落札され、フランス国内における同作家のオークション最高額を更新。アルベルト・ジャコメッティの《頭部》(1934)も、予想落札価格の下限の4倍を超える870万ユーロ(約15億3200万円)で落札された。

ジョアン・ミロ《赤い花の茎は月に向かって伸びる》(1952)

 いっぽう「Surrealism & Its Legacy」では、ジョアン・ミロの《赤い花の茎は月に向かって伸びる》(1952)が570万ユーロ(約10億円)、アレクサンダー・カルダーの《モビール》(1950)が340万ユーロ(約6億円)で落札。ヴィクトル・ブローネルの《トット・イン・トットと大いなる変容》(1942)は100万ユーロ(約1億7600万円)で落札され、作家のオークション記録を更新した。

 これにより、シュルンベルジェ・コレクションを含む一連のセールの落札総額は1億3770万ユーロ(約242億5000万円)となり、サザビーズがパリで開催した主要オークションシリーズとして過去最高額を記録した。