大阪市中央公会堂で「OSAKA ART BOOK FAIR」が2027年5月に初開催。国内外から約150組が集結

大阪市中央公会堂を舞台に、アートブックの祭典「OSAKA ART BOOK FAIR」が2027年5月28日〜30日に初開催される。

大阪市中央公会堂の大集会室 ©大阪市中央公会堂

 大阪市中央公会堂で、「OSAKA ART BOOK FAIR 2027」が2027年5月28日〜30日の3日間にわたり初開催される。

「アルゴリズムの外へ」

 同フェアは、国内外の出版社、ギャラリー、アーティスト、クリエイターなど約150組が集まり、アートブックやZINEをはじめとする多様な出版物を紹介・販売するもの。主催はOSAKA ART BOOK FAIR実行委員会で、スペースシャワーエンタテインメントプロデューシング株式会社が企画制作を担当する。

OSAKA ART BOOK FAIR キービジュアル

 今回のフェアが掲げるのは、「ようこそ、大阪という異世界へ」というメッセージだ。アートや音楽、ファッション、フード、スケートボード、グラフィティ、ナイトライフなど、様々な文化が混ざり合い、独自のカルチャーを生み出してきた大阪。その都市の特性を背景に、アートブックを起点とした予測不能な出会いや交流の場を創出することを目指す。

 また、フェアでは「アルゴリズムの外へ」というコンセプトも打ち出す。SNSなどを通じて個人の興味や好みに最適化された情報に触れる機会が増えるいっぽう、未知の表現と偶然出会う機会は減りつつある。そうした現代の情報環境に対し、実際に足を運び、自分の目で作品を発見し、作り手から直接受け取る体験を重視するという。

大阪市中央公会堂 ©大阪市中央公会堂

 会場となる大阪市中央公会堂は、1918年に竣工した国指定重要文化財。100年以上にわたって大阪の文化・芸術活動を支えてきた歴史的建築だ。

 フェアでは本の展示販売のほか、トークイベントやワークショップ、展示、映像、サウンド、パフォーマンスなどのプログラムも予定されており、出版文化と様々な表現分野が交差する場となる。

 なお、2027年5月21日〜23日には京都市京セラ美術館で「KYOTO ART BOOK FAIR」も初開催される予定で、関西では2週連続で新たなアートブックフェアが開催されることになる。

 OSAKA ART BOOK FAIRの出展者募集は2026年10月1日〜11月15日。公式サイトの応募フォームから申し込むことができる。

大阪市中央公会堂の中集会室 ©大阪市中央公会堂