「あいち2025」が参加アーティスト32組を発表【2/2ページ】

 現時点での参加作家数は32組で、最終的な数の半分以上。現代美術では、バゼル・アッバス&ルアン・アブ゠ラーメ、マイサ・アブダラ、ジョン・アコムフラ、マリリン・ボロル・ボール、ミネルバ・クエバス、エレナ・ダミアーニ、ソロモン・イノス、シモーヌ・ファタル、札本彩子、ウェンディー・ヒュバート、イキバウィクルル、加藤泉、是恒さくら、マユンキキ、シャイハ・アル・マズロー、ムルヤナ、ワンゲチ・ムトゥ、永沢碧衣、ダラ・ナセル、小川待子、大小島真木沖潤子、フリストドゥロス・パナヨトゥ、マイケル・ラコウィッツ、シルビア・リバス、西條茜佐々木類、ヤスミン・スミス、冨安由真、アドリアン・ビシャル・ロハスが名を連ねる(2月発表分の4組含む)。

 またパフォーミングアーツには、AKNプロジェクト、ブラック・グレース、クォン・ビョンジュン、オル太、セルマ&ソフィアン・ウィスィ、態変が参加する。

 フール・アル・カシミはこれらアーティストたちについて、「植民地に対する思想、環境、ストーリーテリング、歴史的な遺産、ヒューマニティといったキーワードがすべての作品に共通している」と語っている。

 同芸術祭では学芸統括を飯田志保子(キュレーター)が務め、現代美術のキュレーターを入澤聖明(愛知県陶磁美術館学芸員/キュレーター)が、パフォーミングアーツのキュレーターを中村茜(パフォーミングアーツ・プロデューサー)が、ラーニングのキュレーターを辻琢磨(建築家)が務める。また、キュレトリアルアドバイザーは石倉敏明(人類学者/秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻准教授)と趙純恵(福岡アジア美術館学芸員)が担う。

 なお、会場は「あいちトリエンナーレ」時代から使用されてきた名古屋市中心部の愛知芸術文化センターのほか、愛知県陶磁美術館、瀬戸市内が舞台となる。

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