六本木クロッシング2025展が開催。アジア拠点のキュレーターが集結

森美術館で8回目となる「六本木クロッシング」が開催される。会期は2025年12月13日〜26年4月5日。

SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD rode work ver. Tokyo 2018/2022 工事用照明器具、単管、チェーン、作業着、ビデオ、ほか サイズ可変、ビデオ:5分3秒 展示風景:「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館(東京)2022-2023 撮影=木奥惠三 画像提供=森美術館 ※参考図版

 来年、森美術館で8回目となる「六本木クロッシング」が開催される。会期は2025年12月13日〜26年4月5日。

 2004年の初開催以来、日本の現代美術の動向を定点観測してきた六本木クロッシング。8回目となる「六本木クロッシング2025展」では、森美術館のキュレーターである德山拓一、矢作学の視点と、レオナルド・バルトロメウス(山口情報技術センター[YCAM]キュレーター)と、キム・ヘジュ(シンガポール美術館・シニアキュレーター)のゲストキュレーター2名の経験や視点を融合。2025年時点におけるローカリティの意味やアジアにおける日本の位置づけなどを複層的な視点から掘り下げて考察する予定だ。

市原えつこ 未来SUSHI 2022 食品サンプル、食器、回転コンベア、電子パーツ、人型ロボット、3Dプリント素材、アクリル、木材、ほか サイズ可変 展示風景:「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館(東京)2022-2023 撮影=木奥惠三 ※参考図版

 これまで、新進気鋭のクリエイターを、美術のみならず建築、ファッション、デザインといった他ジャンルにもわたって紹介してきた同展。アジアを拠点に国際的な展覧会を開催してきたキュレーターたちの視点を通して、新たな表現の開拓が目指される。

展示風景:「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館(東京)2022-2023
撮影=木奥惠三

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