2020.5.27

東京都写真美術館が6月2日に再開。来場者全員に検温を実施

東京・恵比寿の東京都写真美術館が、6月2日に再開することを発表した。

東京都写真美術館

 2月29日より臨時休館を続けてきた東京都写真美術館は、6月2日に再開することを発表した。

 開催にあたっては、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、来館者全員に体温測定を施し、マスクの着用を義務化する。また、施設の利用についても、入口を1階メインエントランスと西口に限定、エレベーターの定員を4名に制限するなどの対策を行う。

 同館の展覧会は、「森山大道の東京 ongoing」(6月2日〜9月22日)が、当初の予定通り開催。3月3日の開幕が延期されていた「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」も、7月19日まで会期を延長したうえで6月2日より開幕する。

 なお、「リバーシブルな未来 日本・オーストラリアの現代写真」「第45回 2020 JPS展」「世界報道写真展 2020」は中止となっている。

 他の東京都歴史文化財団が運営する美術館では、東京都庭園美術館が6月1日に再開、東京都現代美術館が6月9日に全館再開(6月2日より一部再開)、東京都美術館は6月の展覧会をすべて中止としていることから6月30日まで休館を延長している。