すべての国立博物館、6月2日に再開へ。ヘルスチェックシートの記入求める館も

国立文化財機構が運営する、東京・京都・奈良・九州の国立博物館が6月2日に再開する。2月末の休館以来、3ヶ月ぶり。

京都国立博物館 (C)photoAC

 国立文化財機構が運営する4つの国立博物館、東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、奈良国立博物館が6月2日に再開する。2月末の休館以来、約3ヶ月ぶりだ。

 このうち、京都国立博物館は、6月7日まで1階展示室の一部のみの開館。その後6月9日~6月12日は庭園のみ、6月13日~7月5日は名品ギャラリー(平常展示)のみ、7月7日~7月21日は庭園のみ開館する。

 再開に当たっては、マスク着用を来館の条件とするほか、入口ではサーモグラフィによる検温を実施。また入口で、氏名・連絡先・来館日時の記入を求める。

 奈良国立博物館も一部の施設(なら仏像館・ 青銅器館・地下回廊)のみを開館。館内消毒・清掃や換気の徹底のため、7月3日までは開館時間を短縮し、10時30分から16時までの開館。金・土曜日の夜間開館は休止する。

 九州国立博物館は、京博同様、マスク着用を来館の条件とし、入口で検温を実施。ヘルスチェックシートの記入を求める。また、展示室内の同時入場者数を200名に制限し、金・土曜日の夜間開館は実施しない。

 なお東京国立博物館についての詳細は、28日頃に明らかにされるという。

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