スニーカーブランドOAOが京都で工芸展を開催。陶芸家・谷本貴の作品を通じて「第六の感覚」を探る【2/2ページ】

酒碗体験も

 また、来場者には「TENSHUDO KYOTO GION」による酒碗体験も用意される。茶の香りや酒の味わい、器の手触りを通じて感覚をひらき、作品と身体との関係を深める体験を提案する。

 会場2階では、OAOのクロージングラインの展示・販売も実施。2025年秋冬シーズンから展開を開始した同ラインを通じて、フットウェアから衣服、さらには工芸や空間へと広がるブランドの思想を紹介する。

 なお、OAOは2025年12月、京都・祇園に関西初の店舗空間「OAO HAUS KYOTO」を開設している。設計を手がけたのは、中村圭佑率いる設計事務所「DAIKEI MILLS」。京瓦や焼杉といった伝統的な素材を取り入れ、京都の歴史的な景観とブランドの未来的な世界観を接続する空間として構想された。

 フットウェアを起点に、工芸や芸術、建築へと表現の領域を拡張するOAO。その新たな試みは、現代の暮らしと伝統的な手仕事の接点を考える機会にもなりそうだ。