スニーカーブランドOAOが京都で工芸展を開催。陶芸家・谷本貴の作品を通じて「第六の感覚」を探る

東京・京都を拠点とするスニーカーブランド「OAO」が、京都でエキシビジョン「OAO® ARTS & CRAFTS EXPERIENCE」を開催する。会期は11月8日〜9日。陶芸家・谷本貴との協働による作品展示を軸に、工芸と五感を通じて「第六の感覚」を探る。

OAO HAUS KYOTO

 東京・京都を拠点とするスニーカーブランド「OAO」が、京都の「落散 京都(Ochill Kyoto)」を会場に、展覧会「OAO® ARTS & CRAFTS EXPERIENCE」を開催する。会期は11月8日〜9日の2日間。

新プロジェクトが始動

 OAOは「人間らしい体験を。(Experience for Humanity.)」をコンセプトに、機能性とデザイン性を追求したフットウェアを展開するブランド。これまで家具や建築、現代美術の構造や思想から着想を得たものづくりを行ってきた。

 今回新たに始動する「OAO® ARTS & CRAFTS EXPERIENCE」は、日本や世界の文化・芸術・工芸を起点に、様々な作家との協働を通じて、新たな文化と創造のあり方を探求するもの。第1回となる今回は「ROKU」をテーマに、器、水、光、空間、静寂という5つの要素と、視覚、触覚、味覚、嗅覚、聴覚の五感を重ね合わせ、その先に生まれる「第六の感覚」を探る。

 展示の中心となるのは、三重県伊賀市を拠点に活動する陶芸家・谷本貴との協働作品だ。谷本は1978年生まれ。祖父の谷本光生、父の谷本景に続く陶芸一家の3代目であり、伊賀の土を用いた茶碗や花器、酒器、オブジェなどを制作している。古伊賀の不均衡な造形や焼成によって生まれる焦げ、複雑な土肌に美を見出し、伝統的な美意識を現代的な感覚で捉え直してきた。

陶芸家・谷本貴の作品

 会場では、谷本が「OAO HAUS KYOTO」のために制作した大型の壺作品と平皿を展示。土と火によって生み出された独特の質感や量感を通じて、自然の力や作り手の感性に触れる機会となる。なお、壺作品は会期終了後、OAO HAUS KYOTOで常設展示され、平皿はオーダーも可能だ。