チェコ絵本の作り方―ボローニャ国際絵本展 受賞絵本から日・チェコ共作のコミックまで―(芦屋市立美術博物館)
兵庫県の芦屋市立美術博物館で「チェコ絵本の作り方―ボローニャ国際絵本展 受賞絵本から日・チェコ共作のコミックまで―」が開催されている。会期は9月27日まで。

本展は、素朴さと同時に洗練されたデザイン性をあわせもつチェコの絵本を通して、チェコ児童書の歴史と現代の創作を紹介する展覧会だ。母国語や自国の文化を守り伝えるため、多くの作家が生み出してきた芸術性のある絵本や現代作家たちの最新鋭の創作を、原画、リトグラフ、デッサン、制作過程の資料などとともに展示している。
草創期のチャペック兄弟やヨゼフ・ラダ(1887〜1957)による貴重な絵本から、「チェコの美しい本コンクール」児童書部門の受賞作品などを展示し、チェコ絵本の豊かな歴史を紹介する。また、出版社baobabを中心に、ボローニャ国際絵本展ラガッツィ賞受賞作『ミコ、キノコの世界の完全な情報誌』をはじめとする現代作家の制作過程をたどる。
さらに、絵本と密接に発展してきたチェコのコミック文化にも注目し、日本滞在経験をもとに制作された日・チェコ共同のコミックなど、多彩な作品を公開している。
会期:2026年7月14日~9月27
会場:芦屋市立美術博物館
住所:兵庫県芦屋市伊勢町12-25 芦屋市立美術博物館
電話:0797-38-5432
開館時間:10:00~17:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:一般 1200円 / 大学・高校生 600円 / 中学生以下 無料
「それいけ!応挙塾ー円山応挙とその弟子たちー」(嵯峨嵐山文華館)
嵯峨嵐山文華館で、企画展「それいけ!応挙塾 ー円山応挙とその弟子たちー」が開催される。

円山応挙(1733~95)は、現在の京都府亀岡市に生まれ、20代の頃には西洋の遠近法を取り入れた「眼鏡絵」の製作に携わった。狩野派の絵師・石田幽汀(1721~86)に師事して基礎を学び、その後「写生」を重視する画法を確立して当時の絵画界に変革をもたらした。さらに多くの弟子を育てることで、「新しい日本画」の基礎を築いたことでも知られている。
本展では、円山応挙の《虎図》や《陶淵明図屏風》などを展示するほか、応挙がつくり出した「新しい日本画」の展開を、弟子である源琦(1747~97)や長沢芦雪(1754~99)の作品を通して紹介。さらに、新発見の作品として、応挙の弟子・山口素絢(1759~1818)に師事した孫弟子・矢野夜潮(1782~1829)の作品約40点を公開する。
会期:2026年4月25日~9月27日
会場:嵯峨嵐山文華館
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
電話:075-882-1111
開館時間:10:00~17:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:一般・大学生 1000円 / 高校生 600円 / 小学・中学生 400円
青森県立美術館開館20周年「装飾する魂 ユーロ =アジア世界をつなぐ文様の宇宙―縄文、ケルトから、ねぶたまで」(青森県立美術館)
青森市の青森県立美術館で、同館の開館20周年「装飾する魂 ユーロ=アジア世界をつなぐ文様の宇宙―縄文、ケルトから、ねぶたまで」が開催されている。会期は9月27日まで。

本展は、世界の装飾文化に深い考察をめぐらせてきた多摩美術大学名誉教授・鶴岡真弓の監修のもと、「装飾」をテーマに、ヨーロッパのケルト装飾写本から、「世界文化遺産:北海道・北東北の縄文遺跡」の土器・土偶、アイヌやナナイなど北方の民の衣装や宝飾品、棟方志功の板画、「ねぶた」までを紹介。「西の極み・ケルト」から「東の極み・日本」までの「装飾/文様の宇宙」を、鶴岡が提唱する「ユーロ=アジア世界」の広がりのなかで展観する。
同館の設計を手がけた建築家・青木淳による「青森県立美術館の装飾、もしくは被覆」も開催。「装飾、もしくは被覆」をテーマに、建築マップと青木自身によるキャプションをもとに館内外を巡りながら、建築に施された様々な工夫を見ることができる。
会期:2026年7月11日~9月27日
会場:青森県立美術館
住所:青森県青森市安田字近野185
電話:017-783-3000
開館時間:9:30~17:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:一般 1700円 / 大学生 1200円 / 18歳以下および高校生、心身に障がいのある方と付添者1名 無料
札幌芸術の森開園40周年記念 「Flowering Garden 花と獣 いろとかたち」(札幌芸術の森美術館)
北海道札幌市の札幌芸術の森美術館ほか各会場で、札幌芸術の森の開園40周年を記念した展覧会「花と獣 いろとかたち」が開催されている。会期は9月27日まで。

本展は、草花の彩りや四季のうつろい、動物の凛とした佇まいやあどけない仕草など、人々を魅了してきた動植物の姿に注目。美術家たちの眼差しを通して描かれ、彫り出された動植物の表現を通じて、生命を創造の源泉としてきた営みを紹介する。
会場では、動植物を主題とした絵画、彫刻、写真などを、美術館展示室だけでなく札幌芸術の森園内の屋外スペースにも展示。それぞれの作家たちが生命と向き合い、「色」や「形」で表現した花と獣の世界を、自然豊かな芸術の森を巡りながら鑑賞することができる。
出展作家は、蜷川実花、木下めいこ、瀬戸優、石黒昭、高田洋三、岡田敦、佐藤正和重孝、粂原愛、河嶋淳司、土屋仁応、田中福男、鈴木果澄、猪熊佳子、藤戸竹喜、澁谷俊彦、札幌市立大学(椎野亜紀夫研究室)、谷口顕一郎・彩子、小助川裕康、上ノ大作、国松希根太、北川陽稔、前田明日美、はしもとみお。
会期:2026年7月11日~9月27日
会場:札幌芸術の森美術館、札幌芸術の森野外美術館、佐藤忠良記念子どもアトリエ、有島武郎旧邸
住所:北海道札幌市南区芸術の森2-75(札幌芸術の森美術館)
電話:011-591-0090
開館時間:9:45~17:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:一般 1600円 / 65歳以上の方 1400円 / 高校・大学生 1000円 / 小学・中学生 500円 / 未就学児、障がい者手帳をご提示の方と付添の方1名 無料
たのしむ美術館(宮崎県立美術館)
宮崎県立美術館で「たのしむ美術館」が開催されている。会期は9月27日まで。

本展は、子供から大人まで、気軽に美術を楽しむことができる展覧会として作品が構成される。
会期:2026年6月28日~9月21日
会場:宮崎県立美術館
住所:宮崎県宮崎市船塚3-210
電話:0985-20-3792
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:無料
舘鼻則孝 展「Venus」(Joshibi SPACE 1900)
神奈川県相模原市のJoshibi SPACE 1900で、「舘鼻則孝 展『Venus』」が開催されている。会期は9月30日まで。

本展は、同大学において歴史や精神を象徴する存在でもある「Venus」という主題を見つめ直すもの。会場では、新作となる大型肖像画を中心に、古代彫刻や神話に由来する図像を出発点としながら、それらを現代の肖像として再構成した作品を発表する。過去の名作を引用することでも、美の理想像を描くことでもない、「Venus」というアーキタイプを現代の肖像として捉え直す試みだ。
なお本展は、NORITAKA TATEHANA STUDIOと女子美術大学 デザイン・工芸学科 工芸研究室による舘鼻則孝の創作活動15周年記念展覧会「リシンク –舘鼻則孝と手しごと– 展」の同時開催展として開催される。
会期:2026年9月10日〜10月6日
会場:女子美アートミュージアム
住所:神奈川県相模原市南区麻溝台1900 女子美術大学 相模原キャンパス10号館1階
開館時間:10:00〜17:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:日、祝
料金:無料



















