宮崎県立美術館

　宮崎県立美術館は1995年に開館。県立図書館やメディキット県民文化センター（県立芸術劇場）が並ぶ県総合文化公園の中央に位置する。

　宮崎県出身の画家・瑛九をコレクションの核に、郷土作家、パブロ・ピカソをはじめとする海外・国内の優れた作品を収集。とくにルネ・マグリットなどシュルレアリストの作品群、近現代イタリア彫刻のコレクションが充実している。

　収蔵作品は、コレクション展として年4回の展示替えをしながら無料で公開するいっぽう、幅広い分野の特別展を通して国内外の様々な作品を紹介している。また美術館を作品鑑賞のためだけでなく、創作活動の発表や学習の場としても活用してもらえるよう、アトリエや県民ギャラリーの貸出を行うほか、実技講座や子ども美術教室、ワークショップといった様々な講座や教室などを実施している。