館蔵品展 さっぱり こってり 江戸絵画(板橋区立美術館)
東京・板橋の板橋区立美術館で、「館蔵品展 さっぱり こってり 江戸絵画」が開催されている。会期は9月27日まで。

本展は、「さっぱり」と「こってり」という対照的なふたつのキーワードを軸に、江戸絵画の豊かさや面白さを紹介。会場では、江戸狩野派の祖・狩野探幽による筆数を抑え余白を生かした軽みのある作品や、中国の花鳥画に倣った南蘋派、西洋の遠近法や陰影法を取り入れた洋風画などの作品を展示する。
会期:2026年8月29日~9月27日
会場:板橋区立美術館
住所:東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251
開館時間:9:30~17:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:無料
企画展「山室眞二の薯版画〈かまくら博物誌〉/併陳 コレクション 暮らしの中で」(神奈川県立近代美術館 鎌倉別館)
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で、企画展「山室眞二の薯版画〈かまくら博物誌〉/ 併陳 コレクション 暮らしの中で」が開催されている。会期は9月27日まで。

山室眞二は1939年神奈川県横浜市生まれ。鎌倉市在住。横浜市立大学卒業後、建設省(現国土交通省)などに勤務。学生時代に木版画を始め、70年代にジャガイモを版とする薯(いも)版画に出合い、以降独学で制作を続ける。84年に藤沢市の画廊たくらで薯版画による初個展を開催。画文集『薯版deルナールとあそぶ』(2024)の出版や、山室自身が主宰する「シンジュサン工房」名義での造本、装幀・挿画など幅広い活動に取り組んでいる。
50年以上にわたり薯版画を独学で創作し、その表現を深めてきた山室。本展では、ジュール・ルナール『博物誌』に倣い、「かまくら博物誌」をテーマに植物や小さな生物たちを取り上げた作品群を展示している。
また、切手を模した作品や自筆の画文集、挿絵や装幀を含む造本類など、50年以上にわたる山室の仕事を多角的に紹介。加えて、親交のある志村ふくみ(1924〜、染織家・随筆家、人間国宝)の100歳を記念した新作《志村ふくみの言葉 百葉筥》を公開。本作品は、志村の言葉とそこから着想されたイメージを10センチ四方の紙に薯版で刷った100枚組の作品で、志村による糸や裂の小片も用いられている。
あわせて「併陳 コレクション 暮らしの中で」では、同館コレクションから鳥海青児や麻生三郎らを取り上げ、家族や花など日常の物事を題材としたスケッチや素描を紹介する。
会期:2026年5月30日~9月27日
会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
電話:0467-22-5000
開館時間:9:30~17:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:一般 700円 / 20歳未満・学生 550円 / 65歳以上 350円 / 高校生 100円 / 中学生以下、障害者手帳等またはミライロIDをご提示の方および介助者原則1名 無料
夢見る時代:昭和のメディアとひとびと(佐倉市立美術館)
千葉県の佐倉市立美術館で「夢見る時代:昭和のメディアとひとびと」が開催される。会期は9月27日まで。

昭和元年(1926)から100年を迎える年にあたって開催される本展は、「昭和」という時代に焦点をあて、社会が大きく変化するなかで人々が抱いた憧れやメディアの果たした役割を、約120点の作品・資料を通して取り上げる。
会場では、晩年を佐倉で過ごした山川惣治が手がけた紙芝居や戦時中に『少年倶楽部』へ掲載された絵物語、『少年ケニヤ』の表紙原画、タイガー書房から発行された雑誌『ワイルド』などを紹介。あわせて、髙橋真琴の原画作品やイラストを手掛けた日用品、制作プロセスを紹介する資料を展示する。
さらに、同館所蔵の池田満寿夫による版画作品に加え、映画『エーゲ海に捧ぐ』の関連資料を展示。また、佐倉出身の長嶋茂雄の活躍を振り返るとともに、新たに収蔵された旧蔵作品などを紹介する。
会期:2026年8月1日~9月27日
会場:佐倉市立美術館
住所:千葉県佐倉市新町210
電話:043-485-7851
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:無料
NHK日曜美術館50年展(静岡県立美術館)
静岡市の静岡県立美術館で「NHK日曜美術館 50年展」が開催されている。会期は9月27日まで。
本展は、美術番組の草分け的存在であるNHK「日曜美術館」の放送50周年を記念する展覧会だ。番組に登場した作品・作家のなかから厳選した名品や関連作品を、番組出演者による作品や作家への言葉、アトリエでの制作風景などの貴重な映像とともに紹介する。
会場では、西洋・日本の絵画や彫刻、浮世絵、屏風、土器、伝統工芸など、ジャンルを超えた120点を超える名品を展示。また、作品が番組でどのように語られ、紹介されたのかを、当時の映像や言葉を通してたどることができる。
さらに、第5章「作家の生き様と美アトリエ&創作の現場」では、制作中の作家の言葉や、作品が生み出される瞬間を捉えた映像を、作品とあわせて公開している。
会期:2026年7月18日~9月27
会場:静岡県立美術館
住所:静岡県静岡市駿河区谷田53-2
電話:054-263-5755
開館時間:10:00~17:30 ※展示室の入室は閉館30分前まで
観覧料:一般 1800円 / 70歳以上 900円 / 大学生以下、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・特定医療費(指定難病)受給者証・指定難病登録者証の交付を受けている方と付添者1名 無料
吉田璋也のデザイン-新作民藝運動がめざした未来(岐阜県現代陶芸美術館)
岐阜県多治見市の岐阜県現代陶芸美術館で、特別展「吉田璋也のデザイン 新作民藝運動がめざした未来」が開催されている。会期は9月27日まで。

吉田璋也(1898〜1972)は鳥取県出身。医師であり、柳宗悦が提唱した民藝の思想に共鳴し民藝運動に生涯を捧げた。自身を「民藝のプロデューサー」と称し、陶芸、木工、染織、金工など多岐にわたる分野で、地域の職人らと向き合いながら現代の生活にふさわしい日用品を指導・デザインした。
吉田は、新作民藝の生産・流通・販売・普及を持続的な循環として確立するとともに、鳥取砂丘をはじめとする地元の自然や文化財保護活動にも取り組んだ。その実践は、民藝を通じた社会のデザインでもあった。
本展では、吉田の新作民藝運動の思想と実践の軌跡に注目し、吉田の蒐集品や自身が手がけた新作民藝の数々、関連資料を通して紹介する。
会期:2026年7月11日~9月27日
会場:岐阜県現代陶芸美術館
住所:岐阜県多治見市東町4-2-5 セラミックパークMINO内
電話:0572-28-3100
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:一般 1200円 / 大学生 1000円 / 高校生以下、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳・特定医療費(指定難病)受給者証をお持ちの方および付添いの方1名まで 無料



















