今週末に見たい展覧会ベスト12。モネ、CHANEL AND CINEMAから松本陽子まで【3/3ページ】

今週開幕

「イラストレーター 安⻄水丸展 ぼくのあそび I DRAW TO PLAY」(PLAY! MUSEUM

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 PLAY! MUSEUMで「イラストレーター 安⻄水丸展 ぼくのあそび I DRAW TO PLAY」が5月20日に開幕した。

 安⻄水丸(1942〜2014)は、1970年代から小説、漫画、絵本、エッセイや広告など多角的に活躍したイラストレーターだ。広告会社や出版社勤務を経て独立し、村上春樹をはじめとする本の装丁や、絵本『がたんごとんがたんごとん』の創作など幅広く手がけた。自身のことを「いまでも小学生の絵を描いている、普通の人」と表し、仕事と「あそび」を行き来しながら制作を続けた。

 本展では、描くことの原点であった「あそび」の感覚をたどりながら、原画、印刷物、版画、関連資料など500点以上を紹介。楕円の大空間では、少年期を過ごした房総半島・千倉の海の映像とともに、画面を横切る一本線が特徴の「ホリゾン作品」約70点によるインスタレーションを展開する。

会期:2026年5月20日~7月12日
会場:PLAY! MUSEUM
住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 PLAY! MUSEUM
電話番号:042-518-9625
開館時間:10:00~17:00(土日祝は〜18:00)(入館は閉館の30分前まで)
休館日:会期中無休
料金:一般 1800円 / 大学生 1200円 / 高校生 1000円 / 中・小学生 600円 / 未就学児 無料

「松本陽子 宵の明星を見た日」(府中市美術館

松本陽子《ベイルシェバの荒野Ⅰ》(1987)国立国際美術館

 府中市美術館で「松本陽子 宵の明星を見た日」が5月23日から開催される。

 松本陽子は1936年東京都生まれ。60年に東京藝術大学美術学部絵画科を卒業した。67年から約1年間滞在したニューヨークでアクリル絵具に出会い、帰国後にアクリル絵具と綿のローキャンバスによる独自の手法を開拓。2000年代以降は油彩に取り組み、緑、白、黒、青などを用いた制作を続けている。

 本展は、松本の美術館における初めての大規模個展となる。絵画群や、2000年代以降の油彩画、さらに2025年から描き始めた初披露の新作までを展示。50年代末の初期作品から最新作までを網羅し、アクリル絵具と綿のローキャンバスによる表現や、油彩によるみずみずしく芳醇な作品世界を紹介する。

会期:2026年5月23日~7月12日
会場:府中市美術館住所東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内 府中市美術館
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~17:00 ※入場は閉館30分前まで
休館日:月
料金:一般 800円 / 高校・大学生 400円 / 小学・中学生 200円

「コレクション展 歩く、とどまる」(金沢21世紀美術館

 金沢21世紀美術館で「コレクション展 歩く、とどまる」が5月23日にスタートする。

 本展は、「歩く」あるいは「移動する」という行為を切り口に、金沢21世紀美術館のコレクション作品を紹介するもの。展示作品には、一歩踏み出す行為を起点とした外の世界の観察や、思考や記憶の内側への探索、場所との関係性のなかで生じる摩擦や交渉など、様々な歩みがあらわれる。歩く、とどまるという行為から、観察、抵抗、記憶や時間への思考といった多様な態度へとつながる実践を通して、人と空間、社会との関係性を浮かび上がらせる。

会期:2026年5月23日~10月18日
会場:金沢21世紀美術館
住所:石川県金沢市広坂1-2-1
電話番号:076-220-2800
開館時間:10:00~18:00(金土~20:00)(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月(祝休日と重なった場合は開場、翌平日閉場)
料金:一般 450円 / 大学生 310円 / 小中高生 無料 / 65歳以上の方 360円