東京・府中の府中市美術館で、画家・松本陽子の美術館における初の大規模個展「松本陽子 宵の明星を見た日」が開催される。会期は5月23日〜7月12日。
松本陽子は1936年東京都生まれ。60年に東京藝術大学美術学部絵画科を卒業し、67年から約1年間アメリカに滞在。帰国後、アクリル絵具と綿のローキャンバス(下地塗りの施されていないキャンバス)による独自の手法を開拓。70年代後半から評価を徐々に高め、作品が全国の美術館に収蔵されるようになる。2000年代には油彩画に本格的に取り組み、緑や黒、青などを用いた豊穣な絵を描き出してきた。


本展は、1950年代末の初期作品、アクリル絵具による模索期の作品、紙作品など、作家本人とともにリストアップした代表作45点を通じて、松本の65年の画業を辿るものとなる。さらに、インタビュー動画や今年5月に90歳を迎える松本の最新作も初披露される。
なお本展開催を記念して、画家の今井俊介、原田郁らが登壇するトークセッション「画家たちと語る松本陽子」やアーティストトーク、松本陽子インタビュー映像上映会、同館学芸員の神山亮子による講座「陽子さんの絵の65年」などが開催される。



























