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今井俊介

Shunsuke Imai

 今井俊介は1978年福井県生まれ、2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。鮮やかな色彩のストライプやドットの模様で構成された、立体的な絵画作品を制作している。2014年に「第8回 shiseido art egg賞」を受賞。資生堂ギャラリーの広い展示空間を生かしたインスタレーションの出品が多いなか、絵画作品に徹した真摯な姿勢と作品の鮮烈さが評価された。近年は、カルバン・クラインやNOWHAWなどファッションブランドとのコラボレーション、出力紙を素材とした大型壁面、布を用いた映像作品など表現の幅を広げつつ、色・かたち・構図といった絵画の基本的な要素を考察し、絵画の可能性と「見ること」の本質を探求し続けている。主な個展に、「スカートと風景」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川、2022)、「range finder」(Kunstverein Grafschaft Bentheim、ドイツ、2018)、「float」(HAGIWARA PROJECTS、東京、2017)、「第8回 shiseido art egg 今井俊介 range finder」(資生堂ギャラリー、東京、2014)。展覧会に「MOTコレクション ただいま / はじめまして」(東京都現代美術館、2019)、「Reborn - 未来を発明 コレクション×現代作家」(福井県立美術館、2019)、「絵画の現在」(府中市美術館、東京、2018)など。