今週末に見たい展覧会ベスト19。「知覚の大霊廟をめざして──三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」から「拡⼤するシュルレアリスム」展まで【7/10ページ】

今週開幕

「うたう仲條 おどる仲條―文字と画と、資生堂と」(資生堂ギャラリー

 東京・銀座にある資生堂ギャラリーで「うたう仲條 おどる仲條―文字と画と、資生堂と」が開幕した。会期は6月28日まで。レポートはこちら

 日本を代表するグラフィックデザイナーである仲條正義(1933〜2021)。仲條は、資生堂の様々な活動に関するデザインやアートディレクションを担当するとともに、松屋銀座(1978)や東京都現代美術館(1995)のロゴデザインなどを手がけたことでも知られる。時代に対する鋭い感性とアヴァンギャルドな精神から繰り広げられる唯一無二の世界観は、国内外のグラフィックデザイン界においていまもなお異彩を放っている。

 本展は、仲條の没後5年を記念し、資生堂社の企業文化誌『花椿』をはじめ、資生堂パーラーのポスターやパッケージ、展覧会では初出品となる貴重な原画などが公開され、仲條デザインの本質の一端に迫ろうとする試みとなっている。

会期:2026年3月3日~6月28日
会場:資生堂ギャラリー
住所:東京都中央区銀座 8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
開館時間:11:00~19:00(日・祝〜18:00)
休館日:月 (月が祝日にあたる場合も休館)
料金:無料

「生誕100周年記念 安野光雅展」(PLAY! MUSEUM

 東京・立川にあるPLAY! MUSEUMで「生誕100周年記念 安野光雅展」が開幕した。会期は5月10日まで。レポートはこちら

 安野光雅は、1926年島根県津和野町生まれ。美術教員を務めながら、芸術や科学、数学、そして人の営みに興味を持ち創作を続け、多くの絵本や文章を手がけた画家である。

 本展では、『ふしぎなえ』『旅の絵本』『天動説の絵本』(いずれも福音館書店)、『おおきな ものの すきな おうさま』(講談社)など代表作の絵本原画約130点に加え、安野が描いた「風景」「歴史」といったテーマをもとに展開される展示空間「絵画館」が設置されている。また絵を拡大、立体にして視点を変化させるなど、多彩な仕掛けを通して、安野が絵に込めたメッセージを体感できる会場構成となっている。

会期:2026年3月4日〜5月10日
会場:PLAY! MUSEUM 
住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟
開館時間:10:00〜17:00(土日祝〜18:00) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休
料金:一般1800円 / 大学生1200円 / 高校生1000円 / 中学生600円 / 小学生600円 / 未就学児無料

編集部