「草間彌生 闘う女/絵を描く少女」(草間彌生美術館)

東京・弁天町の草間彌生美術館で「草間彌生 闘う女/絵を描く少女」が開催されている。会期は3月8日まで。レポートはこちら。
幼少期から絵を描くことが何よりも好きであった草間彌生の創作は、長い歩みのなかで様々な変遷を遂げてきた。本展は、作品に表れる草間のアイデンティティに「闘う女性」「無邪気な少女」というふたつの顔を見出し、その表出と変容が紹介される。
本展では、活動初期のドローイングをはじめ、過去のトラウマによる性への恐怖を克服するための集合彫刻、既存の社会規範や性道徳を挑発するかのようなヌード・パフォーマンスやファッションの記録資料など、渡米期に生み出された挑戦的な表現を展示。また、近作からは、心のうちを描き出すかのように制作された絵画シリーズとともに、少女や花がモチーフの立体作品、世界初公開の小型ミラールームが紹介されている。時代に挑み闘う気迫と、少女のようなあどけなさが同居する、多面的な草間の創作の世界を見ることができる。
会期:2025年10月16日〜2026年3月8日
会場:草間彌生美術館
住所:東京都新宿区弁天町107
開館時間:11:00~17:30 ※日時指定の予約・定員制(各回90分)。毎月1日10:00(日本時間)に美術館ウェブサイトにて翌々月分のチケット発売開始。美術館窓口での取り扱いなし。チケットは美術館ウェブサイトのみで販売
休館日:月火水(ただし、祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~2026年1月7日)
料金:一般 1100円 / 小学・中学・高校生 600円 / 未就学児 無料
「『《自由》に寄せて』」-猪熊弦一郎壁画修復関連企画展」(CREATIVE HUB UENO “es”)

東京・上野のCREATIVE HUB UENO “es”で「『《自由》に寄せて』-猪熊弦一郎壁画修復関連企画展」が開催されている。会期は3月8日まで。
JR上野駅中央改札口に描かれた大型壁画《自由》(幅約26メートル)が修復された。この壁画は、20世紀に国際的な活躍をした猪熊弦一郎が1951年に制作した作品だ。
今回2025年の修復は、有限会社修復研究所21が修復を実施し、東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学専攻保存修復油画研究室の修了生が多数参加した。本展は、本プロジェクト関連企画として、同研究室の出身である山下林造がディレクションする展覧会となっている。修復行為を撮影した映像作品、「修復する人を想像する」ことをコンセプトに編集されたZINEなど、アーティストを通してひとつの保存修復プロジェクトを発信する新たな試みだ。
会期:2026年2月3日~3月8日
会場:CREATIVE HUB UENO “es”
住所:東京都台東区上野7-1-1 上野駅浅草口付近
開館時間:11:00~19:00(入館は閉館の15分前まで)
休館日:月(祝日の場合は翌日に振替)
料金:無料



















