Room4「迷宮を紡ぐ厳粛な綱渡り」では3作家が再集結。森村は木谷千種の《浄瑠璃船》(1926)を原画に、新たなビジュアル世界に挑む最新作を発表。ヤノベは新作《八卦連環》シリーズ全8本を初めて一堂に展示し、刀匠・河内國平との協働による太刀作品も紹介される。またやなぎは世界各地の女性の船首像を撮影したシリーズを新作とともに展示し、征服と神話のイメージを読み替える。



そしてRoom5「絶望するな。では、失敬。」。当初は想定されていなかった「消滅美術館」という発想が組み込まれた最終章であり 、「消滅」という言葉の核心が提示される場となる。
「消滅せよ。」という挑発的なタイトルは、美術館制度や美術史の中心性に対する問いでもあるだろう。万博の記憶が残る大阪で、3人の「私」が掲げる旗はどこへ向かうのか。本展は、その行方を観客自身に問い返す場となるだろう。



















