続く展示は「Room1」から「Room5」までの5章構成。観客は「見知らぬ都市の散歩者」として空間を巡ることになる。
Room1「博覧会は子供の領分」では、ヤノベの大阪万博跡地での原体験を起点に新旧作品を集積。テスラコイルによる電気を流す《稲妻絵画》も展示され、1日2回の通電が予定されている。

Room2「広場にパノラマ島奇譚」では、森村の新作《M式・大阪八景》が展示。大阪にちなんだ8つの場所で撮影されたセルフポートレイトが、昭和文化を象徴する映画看板の絵師との協働によって看板化。森村自身の音声による「語り」も加わり、都市の記憶をめぐる装置として機能する。

Room3「坂道のオード(賛歌)」では、やなぎによる「黄泉平坂」の世界が展開される。福島の桃果樹園を10年間撮影した写真シリーズや鋳造作品、新作映像に加え、舞台公演「黄泉平坂〜排斥と遊戯〜」も会期中に上演。写真、彫刻、演劇が交差するやなぎの総合的実践が提示される。




















