「アートサイト名古屋城2025」

2023年よりスタートした、名古屋城を舞台にしたアートプロジェクト「アートサイト名古屋城」が開催されている。会期は10月19日まで。レポートはこちら。
アートサイト名古屋城は、名古屋城が取り組んでいる「保存・活用」に着目するプロジェクト。3年目となる今回は、第1回目と同様「保存」に注目し、「結構のテクトニクス」をテーマに掲げている。
会場は、本丸御殿や天守閣の北西に設けられた曲輪である「御深井丸(おふけまる)」。ここに、フレスコ画を中心に古典から現代まで様々な描画技法を探求してきた川田知志が、本丸御殿の構造を1/1スケールで重ね合わせ、大規模なインスタレーションを構築した。会期は9日間と短いためお見逃しなく。
会期:2025年10月11日〜10月19日
会場:名古屋城 御深井丸
作品観覧可能時間:10:00〜19:30 ※18日、19日〜16:30(閉門17:00)
料金:大人 500円 / 中学生以下無料 ※18日、19日は「名古屋まつり」のため無料開放
「特別展示・調査報告 再考《少女と白鳥》 贋作を持つ美術館で贋作について考える」(高知県立美術館)

科学分析調査などを経て、贋作だと判断された高知県立美術館所蔵のハインリヒ・カンペンドンクの油彩画《少女と白鳥》。同作を、収蔵の経緯や科学分析の内容とともに紹介し、作品の真贋を再考する特別展示・調査報告「再考《少女と白鳥》 贋作を持つ美術館で贋作について考える」が開催されている。第2期の会期は10月19日まで。レポートはこちら。
本展は、該当作品のみを展示するのではなく、全4章構成の展覧会として企画することで、芸術分野における真贋をめぐる諸問題について議論の場を生み出すことを試みる。直に「贋作」を見ながら、作品の真贋について改めて考えるきっかけを生み出す貴重な機会と言えるだろう。
会期:[第1期]2025年9月13日~25日、[第2期]10月4日~19日
会場:高知県立美術館 展示室 A
住所:高知県高知市高須353-2
電話番号:088-866-8000
開館時間:9:00〜17:00 (ただし10月4日は〜19:00)※入場は閉場の30分前まで
休館日:会期中無休
料金:一般400円 / 大学生280円 / 高校生以下・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳 及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1 名)、高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料



















