今年秋の開幕を予定していた上野の森美術館の「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING & QUEEN展ー名画で読み解く 英国王室物語-」の会期が、10月10日~2021年1月11日に決まった。
同展は、1856年に開館し、16世紀から現代に至るまでの絵画、彫刻、素描、写真、版画など、約21万点の肖像画を収蔵する「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー」の肖像画が来日する展覧会。チューダー朝から現在のウィンザー朝に至るまで、5つの歴代王朝の貴重な肖像画や肖像写真が約100点来日する。
ヘンリー8世、エリザベス1世、ヴィクトリア女王といった歴史上高名な君主から、現在の女王であるエリザベス2世、その息子のチャールズ皇太子や孫のウィリアム、ヘンリー両王子まで、英国王室の肖像画を展示。作品とともにそれぞれの人物史も紹介し、王室文化としての肖像画の歴史のみならず、英国王室の系譜も知ることができる。