
松山智一の中国本土初となる個展。「Accountable Nature」が上海の龍美術館西岸館で開催へ
今年7月に新宿駅の東口駅前広場に巨大パブリック・アートを発表し注目を集めたアーティスト・松山智一。その中国本土初となる個展 「Accountable Nature」が、上海の龍美術館西岸館(ロン・ミュージアム・ウエストバンド)で開催される。会期は11月12日〜2021年1月24日。

今年7月に新宿駅の東口駅前広場に巨大パブリック・アートを発表し注目を集めたアーティスト・松山智一。その中国本土初となる個展 「Accountable Nature」が、上海の龍美術館西岸館(ロン・ミュージアム・ウエストバンド)で開催される。会期は11月12日〜2021年1月24日。

演劇作家・篠田千明の新作オンライン・パフォーマンス作品『5×5×5本足の椅子』が、11月22日・23日の2日間限定で公開される。半世紀以上前の作品に新しい解釈を与え、新たな価値を引き出す本作は、「演劇とは何か」を問い続ける篠田の活動を体現する作品となるだろう。

三菱一号館が竣工した「1894年」という年を軸に、フランスの画家オディロン・ルドンとアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックなど日仏の画家たちを紹介する展覧会「1894 Visions ルドン、ロートレック展」が、三菱一号館美術館で開幕した。

今年春の開幕を予定しながら、新型コロナウイルスの影響で延期されていた「さいたま国際芸術祭2020」が、10月17日に開幕を迎えた。

画家・西村有の3年ぶりとなる個展「Around October」が、東京・駒込のKAYOKOYUKIで開催される。本展は、パリのCrèvecœurとの2会場同時期開催だ。濃密な色彩とはっきりと区切られた境界線を持つ、より抽象度の高い新作に注目したい。会期は10月24日~11月29日。

世界各地で挑戦を続ける70代以上の女性アーティスト16名の活動に光を当てる展覧会「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」が、森美術館で開催される。各アーティストの実践や人生から、フェミニズム、移民の歴史など世界の問題や事象、そして美術史に対する様々な解釈などを通覧する。会期は2021年4月22日〜9月26日。

彫刻家・名和晃平の個展「Oracle」が、東京 ・表参道のGYRE GALLERYで開幕した。本展では、奈良国立博物館に収蔵されている14世紀に制作された《春日神鹿舎利厨子》へのオマージュ作品など、すべてが新作で構成されている。

今週スタートの展覧会と終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届け。新型コロナウイルス対策にともなう事前予約の方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

2022年早春のオープンを控えた大阪中之島美術館。同館は開館プレイベントとして、2つの市民参加型プロジェクトを実施している。募集期間は2021年3月まで。

「霧のアーティスト」として知られる中谷芙二子とダムタイプの中心的メンバー・高谷史郎による協同展覧会「霧の街のクロノトープ」が、12月5日より京都の北河原団地跡地で開催される。水霧を用いた環境彫刻「霧の彫刻」を展示することで、人と人、人と自然の信頼関係への新たな視座を探求する。会期は12月5日〜20日。

10月29日よりタイ・バンコクで開催される「バンコク・アート・ビエンナーレ2020」の参加アーティストたちが、現在バンコクを中心に拡大している反政府デモに対する支援声明を発表した。

森美術館が、これまで無料で公開していたプログラムのフルバージョンなどを有料で配信するプログラム「MAMデジタル・プレミアム」をスタートさせた。李禹煥と奈良美智によるアーティストトークや、「STARS展」の担当キュレーターによるギャラリートークを公開している。

老朽化対策などのため、施設の全面リニューアルを行ってきた藤田美術館。その建物が竣工し、新たな姿が明らかになった。

ル・コルビュジエ作品唯一の「動く」建築として知られ、2018年の増水でパリ・セーヌ川に沈んだ「アジール・フロッタン(浮かぶ避難所)」。その引き上げが成功し、今後は復元作業が進められていく。

富山県美術館が、3年に一度開催する日本で唯一の国際公募ポスター展「第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021」の作品募集を開始している。募集期間は12月10日まで(追記:新型コロナウイルスによる海外郵便事情を鑑みて2021年2月28日まで募集期間延長)。

ミラノ トリエンナーレとカルティエ現代美術財団が、8年間にわたるパートナーシップを締結。最初の試みとして、ミラノ トリエンナーレで「クラウディア・アンデュジャール展:ヤノマミ族の闘い」が開催される。

国立文化財機構の文化財活用センターと、東京国立博物館が2017年より取り組んできた「東京国立博物館収蔵品貸与促進事業」。2020年度は5館に、国宝や重要文化財を含む計116件の文化財が貸し出される。

アートコレクター・林田堅太郎が6月に石川・金沢市に開館させた美術館「KAMU kanazawa」に、ふたつの新スペース「KAMU BlackBlack」と「KAMU sky」が10月24日にオープンする。

日比谷・銀座・築地エリアを中心に、伝統芸能やミュージカル、ギャラリーめぐり、街めぐりなど様々なプログラムを行う「TOKYO ART & LIVE CITY 2020」が、11月1日から開催される。

合同会社カオスラの代表社員を務めていた黒瀬陽平と、カオスラ関係者によるハラスメントを被害者の女性が告発した件で、本日カオスラ側は、当初の謝罪から一転して被害者を訴えたことを発表した。