
「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」(国立西洋美術館)開幕レポート。強固な西洋美術の権威に現代作家はいかに挑むのか
東京・上野の国立西洋美術館で、現在の同館が現代の作家にとって学びのある場であるのかを問うために21組の現代美術作家を招く初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開幕。会期は5月12日まで。

東京・上野の国立西洋美術館で、現在の同館が現代の作家にとって学びのある場であるのかを問うために21組の現代美術作家を招く初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開幕。会期は5月12日まで。

国立歴史民俗博物館で「色」をテーマとした館蔵資料展「歴博色尽くし」がスタート。建造物彩色、染織工芸、浮世絵版画、漆工芸、考古遺物、隕鉄剣など、同館の多彩な館蔵資料を紹介し、その「いろ・つや・かたち」が示す人間の営みについて全6章立てで紹介するものだ。会期は5月6日まで。

「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」の開幕を控える国立西洋美術館の館内ロビーで、アーティストの遠藤麻衣と百瀬文が川崎重工に対する抗議パフォーマンスを行った。

現代アートのコレクター・植島幹九郎によって設立された「UESHIMA COLLECTION」の収蔵品を紹介する「UESHIMA MUSEUM」が、今年6月に渋谷にオープンする。

国立西洋美術館で明日開幕する、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」の記者向け内覧で、参加作家の飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻ならびに同館スポンサーの川崎重工への抗議を行った。

横浜トリエンナーレ(3月15日〜6月9日)のファミリーイベント「わくわくアートひろば」が横浜市役所アトリウムで開催。会期は3月16日〜20日。

スイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家、イヴ・ネッツハマーの日本初個展「ささめく葉は空気の言問い」が栃木・宇都宮の宇都宮美術館で開幕。アニメーションとインスタレーションを美術館という場で高度に融合した展示となっている。会期は5月12日まで。

大阪中之島美術館で日本画家・福田平八郎の回顧展 「没後50年 福田平八郎」が開幕した。初期から晩年までの優品約120件を5章にわたり紹介するとともに、素描・写生帖、新発見資料なども合わせて展示することでその魅力に迫るものだ。会期は5月6日まで。

DIC川村記念美術館で、彫刻家カール・アンドレの国内美術館における初となる個展「カール・アンドレ 彫刻と詩、その間」がスタートした。会期は6月30日まで。

渋谷と恵比寿の間にある庚申道架道橋。その高架下にバリー・マッギーによる巨大壁画が誕生した。

3月3日まで開催された展覧会「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」に続き、新たなアートイベント「CURATION⇄FAIR Tokyo」の第2部となるアートフェア「Art Kudan」が東京・九段のkudan houseで始まった。会期は3月11日まで。

東京・銀座で開業7周年を迎える商業施設「GINZA SIX」が、4月5日より春のプロモーション 「GINZA SIX DOKI DOKI 2024」を開催。中央吹き抜けの新たなアートとして、ヤノベケンジの《BIG CAT BANG》が登場する。

ヴィム・ヴェンダース監督作品『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』が、6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開される。

⼭縣良和によるファッションレーベル「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」初の美術館展「ここに いても いい リトゥンアフターワーズ 山縣良和と綴るファッション表現のかすかな糸口」がアーツ前橋で開催。会期は4月27日〜6月16日。

渋谷の新たな次世代型ランドマーク「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」で、竣工後初の施設回遊イベント「Shibuya Sakura Stageしぶやさくらまつり」が3月10日より開催される。

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

「アートフェア東京2024」が3月7日に開幕を迎えた。今年のフェアの様子をレポートする。

「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞を、建築家・山本理顕が受賞。同賞における日本人受賞者は9人目であり、プリツカー賞受賞最多の国となった。

JR東日本とJR東海が通る鉄道高架橋下300メートルにわたる施設「日比谷OKUROJI」。ここを舞台にしたアートフェア「HIBIYA OKUROJI ART FAIR 2024」がスタートした。

ジェフ・クーンズのアーティスト生涯の最初の20年に制作された7シリーズを紹介する展覧会「JEFF KOONS:1979-1999」が、香港のArt Intelligence Globalで開催される。会期は3月23日〜4月26日。