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上海ビエンナーレで王海川が提示 する、中国現代社会のひずみ

11月11日〜2017年3月12日に、上海当代美術博物館で開催されている第11回上海ビエンナーレ。インドのアートユニット「ラックス・メディア・コレクティブ」のキュレーションのもと、95組のアーティストが参加し、日本からは新井卓と笹本晃が出展している。コンセプトの「Why Not Ask Again(ホワイ・ノット・アスク・アゲイン)」は、様々な問題を改めて問い直すことで、その問い自体が世界でどのように機能してきたのかを考える、というものだ。本稿では、出品作家の王海川(ワン・ハイチュン)に、自身もアーティストとして活動しながら彼の活動を研究している寺江圭一朗が迫る。この国際展のコンセプトを象徴している王の作品は、中国の社会全体で見られる、普遍的な課題を提示している。

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上田麗奈と藤ちょこ先生のデジタルペイント講座 ⑩背景編

初心者にもやさしい直感的な操作が可能な多機能・低価格のペイントソフトとして、多くのクリエイターから支持を得ているペイントソフト「openCanvas」。本連載では、声優の上田麗奈が、同ソフトのメインアートワークを手がけた人気イラストレーター・藤ちょこさんにその魅力を教わりながら、オリジナルのデジタルイラストを制作。第7回からは写真をベースに新たな作品に挑戦しています。第10回の今回は、それぞれの物の質感を描きこんでいきます。

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アート・ママになる! 折元立身が 青山|目黒でパフォーマンス

パフォーマンス・アーティストとして、1990年代後半にアルツハイマー症の母を介護しながら、それ自体を作品にする「アート・ママ」シリーズを制作してきた折元立身が、11月13日、東京・目黒の青山|目黒でパフォーマンス「化粧して、アート・ママに成る」を行った。

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上田麗奈と藤ちょこ先生のデジタルペイント講座⑨ 背景編

初心者にもやさしい直感的な操作が可能な多機能・低価格のペイントソフトとして、多くのクリエイターから支持を得ているペイントソフト「openCanvas」。今夏公開された「Ver6.1.00」では、イベントファイル再生過程をGIFアニメーションとして保存できる新機能が加わるなど、SNS時代のユーザーの要望に応え、さらに進化を続けています。本連載では、声優の上田麗奈が、同ソフトのメインアートワークを手がけた人気イラストレーター・藤ちょこさんにその魅力を教わりながら、オリジナルのデジタルイラストを制作。第7回からは写真をベースに新たな作品に挑戦しています。今回は2点透視の背景を描いていきます。

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キュレーター・片岡真実が見た 「現代アボリジニ・アート」とは?

オーストラリアの先住民アボリジニとその子孫であるアーティストたちによって、自らの歴史を再訪するプロジェクトの記録を展示する「ワンロード:現代アボリジニ・アートの世界」展が、全国各地で巡回している。これまで「白人」の視点からしか語られることのなかったアボリジニの歴史を、絵画を中心にさまざまなメディアを用いて迫った本展に寄せて、「アボリジニ・アート」を森美術館の片岡真実が読み解く。

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東京都、都立美術館の写真撮影解禁へ舵? 各美術館の反応は

東京都立の美術館・博物館での作品写真撮影に関して、東京都は5日に行われた都議会本会議において、自民党・早坂義弘議員の質問に答えるかたちで「解禁」の姿勢を打ち出した。実現すれば大きくな方向転換となるが、実現の可能性は果たしてどれくらいあるだろうか。

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さいたまトリエンナーレ 2016開幕!34組が新作で参加

さいたま市にとって初の芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016」が、9月24日より79日間の会期で始まった。ディレクターに芹沢高志を迎え、国内外より34組のアーティストが参加する今回は、各アーティストがさいたまに滞在、あるいはリサーチして制作した新作によって構成。与野本町駅〜大宮駅周辺、武蔵浦和駅〜中浦和駅周辺、そして岩槻駅周辺の3エリアを会場に、アートプロジェクトとパフォーマンスプロジェクトが展開される。

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海と山が舞台、茨城県北芸術祭開幕レポート【山編】

関東北部に位置する茨城県の中でも自然に恵まれた県北6市町(北茨城市、大子町、高萩市、日立市、常陸太田市、常陸大宮市)を舞台に、アートと科学技術の芸術祭「KENEPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」が、9月17日より開幕した。森美術館館長の南條史生が総合ディレクターを務める本芸術祭では、85組のアーティストにより、100を超えるプロジェクトが展開されている。その見どころを「海編」「山編」に分けてレポート。後編では、「山」エリアの常陸太田市・常陸大宮市・大子町から、注目の作品を紹介する。

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海と山が舞台、茨城県北芸術祭開幕レポート【海編】

関東北部に位置する茨城県の中でも自然に恵まれた県北6市町(北茨城市、大子町、高萩市、日立市、常陸太田市、常陸大宮市)を舞台に、アートと科学技術の芸術祭「KENEPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」が、9月17日より開幕する。森美術館館長の南條史生が総合ディレクターを務める本芸術祭では、85組のアーティストにより、100を超えるプロジェクトが展開されている。その見どころを「海編」「山編」に分けてレポート。前編では、「海」エリアの日立市・北茨城市・高萩市から、注目の作品を紹介する。

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友達アートの射程 じゃぽにか論⑤

近年、ネットを中心に目にする機会の増えてきた「友達アート」という言葉。「地域アート」批判でアートシーンに一石を投じた評論家・藤田直哉が、「炎上アート集団」じゃぽにかの現在進行形の活動を通して、同時代美術における「友達アート」の可能性をつかみ出す論考。全5回にわたって特別掲載する。

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友達アートの射程 じゃぽにか論④

近年、ネットを中心に目にする機会の増えてきた「友達アート」という言葉。「地域アート」批判でアートシーンに一石を投じた評論家・藤田直哉が、「炎上アート集団」じゃぽにかの現在進行形の活動を通して、同時代美術における「友達アート」の可能性をつかみ出す論考。全5回にわたって特別掲載する。

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友達アートの射程 じゃぽにか論③

近年、ネットを中心に目にする機会の増えてきた「友達アート」という言葉。「地域アート」批判でアートシーンに一石を投じた評論家・藤田直哉が、「炎上アート集団」じゃぽにかの現在進行形の活動を通して、同時代美術における「友達アート」の可能性をつかみ出す論考。全5回にわたって特別掲載する。

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友達アートの射程 じゃぽにか論②

近年、ネットを中心に目にする機会の増えてきた「友達アート」という言葉。「地域アート」批判でアートシーンに一石を投じた評論家・藤田直哉が、「炎上アート集団」じゃぽにかの現在進行形の活動を通して、同時代美術における「友達アート」の可能性をつかみ出す論考。全5回にわたって特別掲載する。

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友達アートの射程 じゃぽにか論①

近年、ネットを中心に目にする機会の増えてきた「友達アート」という言葉。「地域アート」批判でアートシーンに一石を投じた評論家・藤田直哉が、「炎上アート集団」じゃぽにかの現在進行形の活動を通して、同時代美術における「友達アート」の可能性をつかみ出す論考。全5回にわたって特別掲載する。

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上田麗奈と藤ちょこ先生のデジタルペイント講座⑧ 線画編

初心者にもやさしい直感的な操作が可能な多機能・低価格のペイントソフトとして、多くのクリエイターから支持を得ているペイントソフト「openCanvas」。声優の上田麗奈が、同ソフトのメインアートワークを手がけた人気イラストレーター・藤ちょこさんにその魅力を教わる連載です。前回からは写真をベースにした新たなイラストの作画に挑戦している上田。今回は過去の講座の作業を復習しつつ、写真素材をもとに人物を描き起こしていきます。

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あいちトリエンナーレ2016開幕レポート!【岡崎・豊橋編】

今年で3回目を迎える「あいちトリエンナーレ2016」がついに開幕。今年はテーマに「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」を掲げ、38の国と地域から119組のアーティストが参加。名古屋、豊橋、岡崎の街なかに作品が展開されている。注目の作品を名古屋編と岡崎・豊橋編の2回に分けてレポートする。

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あいちトリエンナーレ2016開幕レポート!【名古屋編】

今年で3回目を迎える「あいちトリエンナーレ2016」が、いよいよ8月11日に開幕する。今年はテーマに「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」を掲げ、38の国と地域から119組のアーティストが参加。名古屋、豊橋、岡崎の街なかに作品が展開されている。注目の作品を名古屋編と岡崎・豊橋編の2回に分けてレポートする。

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アートを堪能する海辺のリゾート「タラサ志摩ホテル&リゾート」

美しい自然に囲まれた伊勢志摩の海辺に位置する「タラサ志摩 ホテル&リゾート」は、滞在しながらアートをじっくり堪能できるリゾートホテルだ。同館の「タラソテラピー(海洋療法)」や近隣の伊勢神宮といった「癒し」とともに、現代美術のコレクションを間近で鑑賞しながら、特別な時間を味わうことができる。

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