「TOKYO JAZZ CLUB」(神保町の旧カプセルホテル全8フロア)
旧カプセルホテル全8フロアを舞台に、アート、音楽、パフォーマンスが交差する新たなイベント「Tokyo Jazz Club」が東京・神田錦町で開幕した。会期は11月8日まで。

会場となるのは、神保町にもほど近い旧ナインアワーズ大手町。全8フロアを使い、ステージや展示空間、リスニングブース、ウイスキーバー、ゲームルーム、カプセルを生かしたアートスペースなどを展開。アーティスト、ミュージシャン、パフォーマー、来場者がともにひとつの場をつくりあげる、実験的なソーシャルクラブとして構想されている。
東京ジャズクラブの原型となった「バーゼル・ソーシャル・クラブ」は、アーティストやキュレーター、ギャラリストなど、アートに携わる専門家によるコレクティブが2022年に設立した非営利のプラットフォームだ。毎年6月、アート・バーゼルを目的に世界中から人々が集まるスイス・バーゼルで開催され、固定の会場を持たない「ノマディック形式」を特徴としてきた。Tokyo Jazz Clubはその取り組みを引き継ぎつつ、期間限定性や社会とのつながりを重視した展覧会のあり方を、東京という都市に合わせて発展させるもの。国内外の新進・中堅から評価を確立したアーティストまでを横断的に集め、商業と文化の異なる領域をひとつの共有空間で結びつけることを目指す。
会期:2026年11月1日〜11月8日
会場:旧ナインアワーズ大手町
住所:東京都千代田区神田錦町3-11-15
開館時間:日によって異なる
料金:Club Pass 4000円 / General Pass 2500円(日時指定制)/ 19歳以下無料(日時指定制)
「皇居三の丸尚蔵館グランドオープン記念特別展 皇室の至宝—美いづるところ」(皇居三の丸尚蔵館)
皇居東御苑の緑のなかに建つ皇居三の丸尚蔵館は、2019年から続いてきた新施設の整備が完了し、11月3日にグランドオープンを迎える。

皇室に受け継がれてきた約6300件の文化財を守り、研究し、公開する同館では、グランドオープンを記念して、特別展「皇室の至宝―美いづるところ」が開催される。会期は11月3日〜27年1月24日。
本展では、皇室が守り、受け継いできた日本美術の至宝190件を3期にわたり紹介。正倉院宝物を皇居内で初めて一般公開するほか、明治時代に皇室所有となった法隆寺献納宝物が一堂に会する。
会期:2026年11月3日~2027年1月24日
会場:皇居三の丸尚蔵館
住所:東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
開館時間:9:30〜17:00(金土〜20:00) ※入館は閉館30分前まで
休館日:月、11月24日、25日、12月22日、28日~31日、20271月1日~3日、12日(ただし、11月23日、2027年1月11日は開館)
料金:一般2500円 / 小中高大生および満23歳未満の方・障がい者手帳をお持ちの方およびその介護者1名は無料
「今はいつのことか―小村雪岱と玉山拓郎」(資生堂ギャラリー)
東京・銀座の資生堂ギャラリーで、「今はいつのことか―小村雪岱と玉山拓郎」が開催される。会期は11月3日〜2027年2月28日。

本展は、大正から昭和初期にかけて活躍した美術家・小村雪岱(1887〜1940)と、光や映像、音、立体を組み合わせたインスタレーションで知られる玉山拓郎(1990〜)という、約100年の時を隔てた2人の表現を結びつける展覧会だ。
本展で玉山は、雪岱の作品や思想、そして雪岱が生きた時代の銀座から着想を得た新作インスタレーションを発表。すりガラスの透過光、半透明の布、ステンレスの磨き加工による鏡面という3つの要素を用い、鑑賞者の視点や身体の動きによって風景が変化する空間をつくり出す。会場には玉山の新作に加え、雪岱が資生堂在職時に手がけた3つの作品も展示される。
会期:2026年11月3日〜2027年2月28日
会場:資生堂ギャラリー
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
開館時間:11:00〜19:00(日祝〜18:00)
休館日:月(祝日の場合も休館)、12月21日〜2027年1月11日
料金:無料
「マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE」
長野県松本市を舞台とする「マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE」の第2期が開催される。国内外から18組のアーティストが参加し、市内18施設・19会場で19の展覧会を展開する。会期は11月3日〜12月13日。

マツモト建築芸術祭は、松本に残る歴史的建造物や近代建築などを会場に、現代美術を展示する芸術祭として2022年にスタート。国宝・松本城や旧開智学校をはじめ、大正・昭和期の建物が数多く残る同市の建築資源とアートを結びつけながら、街を歩くことそのものを鑑賞体験へと取り込んできた。
これまで中心市街地を会場の軸としてきたが、今回は「城下町」「旧六九商店街」「浅間温泉」「西」の4エリアへと拡大。周遊型の形式を採り、建築と作品との関係性に焦点を当てる。
会期:2026年11月3日〜12月13日
会場:松本市内19会場(18施設) ※開場時間・閉場日は会場ごとに異なる料金:一般前売(9月18日〜10月20日)2500円(10月21日以降 3000円) / 高校生 2000円 / 中学生以下無料
「Art Collaboration Kyoto[ACK]」(国立京都国際会館)
京都・国立京都国際会館で、現代アートフェア「Art Collaboration Kyoto 2026」が開催される。会期は11月7日〜9日。

2021年の初開催以来掲げてきた「コラボレーション」の理念のもと、今回は18の国と地域(24都市)から総勢63ギャラリーが集結する。国内ギャラリーと海外ギャラリーがひとつのブースを共有する「Gallery Collaborations」部門、京都にゆかりのある国内外のアーティストや作品を紹介するセクション「Kyoto Meetings」部門、会場内の多様なスペースを活用する企画展示「ACK Intersections」(もとは「パブリックプログラム」という名称で展開)を中心として複数のセクションから構成される。
なおACKは本年度より7名のディレクターによる共同ディレクション体制「リーダーシップコミッティー」へと移行。複数の専門領域からの多角的な視点が交差するフェアを目指す。
会期:2026年11月7日〜11月9日 ※ 11月6日は報道関係者と招待者のみ
会場:国立京都国際会館ほか
住所:京都市左京区宝ヶ池
開館時間:12:00〜19:00(9日のみ11:00〜17:00) ※最終入場は閉場の30分前まで










































